2025.03.21
イベントなど
総合歴史学科では、2025年3月12日(水)10時00分より、就実中学校の生徒を対象とする「就実大学見学ツアー」を実施しました。今回は未来創造コースの中学1年生47名が参加しました。
就実中学校の木多功彦教諭の司会で開校式を行った後、渡邉将智准教授(総合歴史学科長、アジア史コース)の案内で大学の施設を見学しました。大学生が自習や歓談の場として日常的に利用するA館のひかりてらす・学習室、Bコモンズ(デリ・カフェ)、Sコモンズを中心に大学構内をめぐりました。S102大講義室では、階段式の教室の広さに驚いた様子でした。キャリアセンターや教職ラウンジなど、就職活動・資格取得に取り組む学生を支援する施設が大学構内に設けられていることも紹介しました。


施設見学後、中学生に大学の授業を体験してもらいました。鈴木琢郎准教授(日本史コース)は「タイムマシン「歴史学」号」と題し、奈良時代の民衆に課せられた負担(租・庸・調など)や土地所有について、中学校の歴史の教科書が具体的にどのような史料に基づいて記述しているのか解説しました。漢文で記された文書や東大寺の荘園の地図を活用する講義を、中学生は熱心に受けていました。


山本航平講師(ヨーロッパ・アメリカ史コース)は「アメリカ合衆国ってどんな国?」という題目で授業を行いました。アメリカ合衆国の基礎知識を身につけることを授業の「めあて」とし、そもそも「アメリカ」とは何か、アメリカ合衆国がいつどのように独立したのかを、中学校の歴史の教科書も参照しながら講義しました。山本講師の問いかけに中学生が積極的に答える姿が印象的でした。


今回の「就実大学見学ツアー」は、就実中学校と総合歴史学科による中大連携の一環として実施しました。初めての企画でしたが、中学生に大学の構内や授業の雰囲気を感じ取っていただけたのではないかと思います。授業見学が歴史学のおもしろさを知る機会となったのであれば、うれしいかぎりです。中学生が自分の進路を考えるにあたり、将来的に大学への進学も選択肢に加えていただくことを期待しています。ご参加いただいた中学生の皆さんと就実中学校の先生方にお礼を申し上げます。今後もこのような企画を継続して実施できればと考えています。
「就実大学見学ツアー」の様子は、就実中学校のHPにも記事が掲載されています。あわせてご覧ください。
(文責:渡邉)