就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2023.05.24 

校内古墳巡りを実施しました(5月14日)

授業・課外研修など

  2023514日(日)、森林研修施設「就実・森の学校」の共催のもと校内古墳巡りを実施しました。岡山市中区今谷地区には就実学園が所有する校地があり、操山(岡山市中区)の山麓にひろがる操山古墳群の域内に位置しています。今回は校地内に点在する古墳を中心に、操山古墳群を見学しました。

  当日は朝845分に本学からバスで「就実・森の学校」(岡山市中区今谷地区)に向かいました。最初に、講師の乗岡実先生(総合歴史学科非常勤講師)より、校地内から発見された古墳の概要・特色、ならびに校地外に位置する金蔵山古墳・沢田大塚古墳について説明を受けました。その後、乗岡先生、石田省三先生(就実学園職員)の引率のもと、校地内の古墳を見学しました。学生たちは横穴式石室墳の内部に入り、石組みの石室の様子を実見するなどしました。

 「就実・森の学校」での昼食の後、再びバスで移動し、金蔵山古墳・沢田大塚古墳を見学しました。金蔵山古墳では20233月に県内最大となる直径約50センチの埴輪の列が出土したばかりです。埴輪の出土場所は発掘調査後に埋め戻された状態でしたが、石室の内部を確認するとともに、前方後円墳の大きさを実感することができました。沢田大塚古墳の石室の内部には後世の石仏が安置されており、古墳が在地社会で活用されてきた様子を知ることができました。

 当日は雨の影響が懸念されましたが、天候が大きく崩れることもなく、無事に見学を終えることができました。今回は学科生10名と総合歴史学科の教員に加えて、就実学園の教職員も参加し、充実した見学会になりました。講師の乗岡先生、石田先生、「就実・森の学校」のスタッフの皆さんに御礼を申し上げます。

(文責:渡邉)

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