就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2023.01.27 

【社会教育主事課程】御津公民館「御津防災キャンプ」の参加の記事を掲載しました。

授業・課外研修など

 2022年11月26日(土)に、社会教育主事課程の授業(社会教育演習Ⅰ・Ⅱ)の一環として、岡山市立御津公民館で開催された「御津防災キャンプ」に参加しました。御津防災キャンプは、幼児・児童とその保護者を対象とした、楽しみながら防災について学ぶイベントとして実施されています。参加者は、各ブースで防災学習を行いながらシールを集め、最後に防災グッズを獲得します。就実大学社会教育主事課程の大学生ブースは、2022年度で3度目の出展となりました。

 

 本年度は2つのグループにわかれ、①「新聞紙で作る防災スリッパ」という災害時に備えて新聞紙でスリッパをつくるブースと、②「学ぼう!遊ぼう!ぼうさいつりビンゴ」という釣りをしながらクイズやビンゴを組み合わせたゲームで防災道具について学ぶブースを設けました。

 「新聞紙で作る防災スリッパ」のブースでは、災害時に避難所などでも活用可能な足元を守る道具として、新聞紙で作る防災スリッパの折り方を、学生たちが参加者に丁寧に教えていました。参加した子供たちは、キャラクターや乗り物などに装飾した新聞紙スリッパを嬉しそうに履き、障害物のうえでは、その体感を興味深そうに感じながら歩く様子がみられました。

 また、「ぼうさいつりビンゴ」のブースでは、災害時や減災のために必要な道具をあてるクイズを9問用意し、それにあてはまる道具のイラストを魚に見立てつりを行い、3つ揃うとビンゴとなるゲームを企画しました。最短時間を競い合い、ランキングをボードに掲示するなど工夫したため、参加者がより熱中するしかけとなったようです。防災クイズは、準備の段階で消防局職員からの助言を受け、災害時にあやまった行動を見直す問題も含まれており、教育効果が高いものとなりました。一度ゲームを体験したあとに、再度参加する子どもたちもみられ、防災に関する知識について、遊びながら楽しく学ぶ様子がみられました。

 学生たちは、参加者である子どもたちのほか地域住民と共同した活動を通して社会教育活動の意義について考える機会となったようです。後日、御津防災キャンプ参加に関するスライド発表と、当日の様子を撮影した動画編集によるまとめも行いました。

(文責:中塚)

■社会教育主事課程の取り組みを含む連携事業に関する記事はこちらです。

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