就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2022.11.08 

【総合歴史学科 学外研修】朝鮮通信使行列に参加しました。

授業・課外研修など

 総合歴史学科学生40名と教員2名は11月6日(日)瀬戸内牛窓国際交流フェスタのメインイベントである朝鮮通信使行列へ参加しました。
 
    江戸時代の外交使節・朝鮮通信使の寄港した牛窓では毎年、通信使行列の再現がおこなわれています。秋晴れの空のもと穏やかな瀬戸内海を望み、使節団の来航した当時に思いを馳せました。
 
    学生12名は、軍官や副使随行に扮して、あるいは行列プラカード、指令旗、三枝槍を手に持ち、もしくは当時の女性の装いで、牛窓の目抜通りおよそ3.5kmを練り歩きました。その他28名は、友人たちが鮮やかな衣装を身に纏い行進するのを見物しました。
 
 行列が綾浦島緑地(出島公園)へ戻ったのち、特設会場にて国書交換セレモニーがおこなわれました。総合歴史学科の賈鍾壽教授と韓国からお見えになった祥明大学の崔照洙教授、金相憲教授も登壇されて、スピーチを披露されました。
 
 その後、行列参加者は「ばら寿司」を振る舞われ、その他の学生は出島マルシェ(屋台)で各自昼食をとりました。
 
 午後は40名全員揃って(3年生 9名、2年生 22名、1年生 9名)13:00から15:30まで牛窓の町並みを散策しました。
 
 まず、海遊文化館を見学し、次に本蓮寺客殿を拝観、ご住職の圓成昭龍さんにお話を伺いました。旧中國銀行の建物を活用した街角ミュゼ牛窓文化館と石垣のみが現存する御茶屋跡を見ながら、しおまち唐琴通りを歩き、牛窓灯籠堂跡から牛窓海水浴場までさらに海沿いをひたすら歩きました。牛窓神社の鳥居をくぐり表参道である長い石段を登り、途中蕪崎園地展望台から前島方面の絶景を望みました。牛窓神社へ参拝して、宮司の岡﨑義弘さんに境内をご案内いただき牛転び(うしまろび)など地名の由来や神話、古代に関するお話しを伺いました。
 
 午後の行程は、総合歴史学科「実に就くプロジェクト:地域の歴史、再発見」(企画原案 苅米一志)として活動している「チーム歴史旅行」メンバー18名(3年生 8名、2年生 5名、1年生 5名)が夏休みを費やし約3か月をかけて準備を進めてきたものです。この日のためにメンバーが作成したリーフレット(A3用紙・二つ折り)を手に参加者は牛窓の名所旧跡をめぐりました。
 
   「実に就くプロジェクト:地域の歴史、再発見」の内容については、
 
・プロジェクト概要(チラシ)
・プロジェクト成果物(リーフレット)
・令和4年度(初年度)活動報告
・「チーム歴史旅行」メンバーによる振り返り
  (課題の認識と改善に向けた方策の提案)
 
を後日ホームページへ掲載する予定です。
 
   さいごになりましたが、学外研修の実施にあたりご協力を賜りました瀬戸内牛窓国際交流フェスタ実行委員長・廣畑周子様はじめ関係者のみなさま、本蓮寺ご住職圓成様、牛窓神社宮司岡﨑様に厚く御礼を申し上げます。
 
(文責:松崎)

総合歴史学科特設サイト

  下記のバナーをクリックすると特設サイトが開きます。

総合歴史学科の情報はこちら

総合歴史学科特設サイトはこちら 

そのほか過去の授業・課外研修の様子はこちら

戻る