就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2022.03.18 

3月のオープンキャンパスの記事を掲載しました。

オープンキャンパス

2022年3月オープンキャンパス(3月12日)

 

  2022312日(土)930分より2021年度最後のオープンキャンパスを行いました。今回は学科ガイダンス・ミニ講義をハイブリッド方式(来場型+ライブ配信)で実施しました。また、「学科の在学生と話してみよう」のコーナーでは、本学に来場した皆さんの疑問・質問に応じました。来場型には21名にご参加いただき、ライブ配信の視聴者は12名でした。

 

【学科ガイダンス】

 学科ガイダンスでは、中塚朋子准教授が本学科の専門教育科目の特色や学外研修の様子、卒業生の進路状況などを説明しました。2021年度は中学校社会科の教員採用試験に4年次生2名が現役合格しており、その点も含めて近年の合格状況を紹介しました。

【ミニ講義】

 ミニ講義は、小林亜沙美准教授による「中世ヨーロッパの抗争―その理由・きっかけ・終結に迫る」でした。神聖ローマ帝国のフリードリヒ・バルバロッサがミラノやローマ教皇と抗争を繰り広げた背景について解説しました。今回の講義では、バルバロッサがミラノから名誉棄損・侮辱を受けたと主張したことにより抗争に発展した事例や、バルバロッサがローマ教皇からの書簡の文言を誤解したことが抗争を緊迫化させた事例などを取り上げました。様々な要因が重なって抗争が勃発し拡大していく様子を学ぶことができました。現在の世界情勢とも重なりあう問題であるためか、来場者も興味深そうに聴講していました。

【在学生と話してみよう】

 「学科の在学生と話してみよう」の担当は、3年次生の中村真夏さん、1年次生の坂本航大さんでした。授業で実際に使用したプリントなどを用いながら、普段の授業の様子を紹介していました。来場者からは、入学試験への対策や学生寮の通信環境についても質問があり、学科教員もまじえて歓談しました。

 

 今回は総合歴史学科に合格した高校3年生が例年よりも多く参加され、本学科への関心の高さがうかがえました。2023年度も夏(68月)と春(3月)にオープンキャンパスを開催する予定です。今回ご参加いただいた高校1年生・2年生の皆さまは、またぜひご参加ください。とくにライブ配信を視聴された皆さまには、次年度は本学の会場にお越しいただき、総合歴史学科の雰囲気や就実大学の施設を体感していただければと思います。また次回のオープンキャンパスでお会いできることを願っております。

(文責:渡邉)

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