2021.11.22
在学生・卒業生の活動
中村真夏さん
2019年度入学 出身高校:就実高等学校
Q1.どのような入試の形式でしたか?
面接試験のみでした。
Q2.どのような受験勉強が効果的でしたか?
これといった勉強は特にしませんでしたが、普段の授業をきちんと受けて、成績を落とさないようにしていました。
面接試験だけでしたが、高校の先生に何回もご指導いただきました。また、友達にも面接練習の相手をしてもらい、繰り返し練習を行いました。本番の雰囲気を想定して準備することを意識しました。
面接試験の当日は、面接官の先生の目を見て、相手が聞き取りやすいようにゆっくり話すことを心がけました。
Q3.総合歴史学科に入って良かった点はなんですか?
就実大学の総合歴史学科では日本史や世界史だけでなく、歴史遺産や哲学、考古学などの様々な分野の歴史を幅広く学ぶことができるところが良い点だと思います。
Q4.4コースのうち、どのコースを選びましたか? また、その理由も教えてください。
日本史コースです。大学に入学する前から江戸時代の歴史が好きで、日本史の勉強をするために就実大学に入学しました。日本の城郭にも興味があったので、歴史遺産コースと迷いました。じっくり考えた結果、自分の研究したい分野に当てはまるのは日本史コースの方だと思い、1年生の頃から授業を取っていた日本史コースの先生のゼミを選びました。
Q5.総合歴史学科専任教員が担当する科目のなかから、印象に残っているものをあげてください。また、その理由も簡単に説明して下さい。
日本史研究5(担当:三田智子先生)と日本史講読4(担当:苅米一志先生)です。
日本史研究5は、くずし字で書かれた江戸時代の史料を読み、元の文字を考え、さらに読み下し・現代語訳をする授業です。初めは何の文字なのか全くわからなかったのですが、授業の中で読み解く時のポイントや文字の特徴を学び、だんだんと読み取れるようになりました。自分自身の力でくずし字を読み解き、内容を理解することができたときはとても達成感があり、楽しかったです。
Q6.資格の取得を目指していますか? 具体的に教えてください。
図書館司書の資格取得を目指しています。図書館司書になるためには公務員試験を受けなければならないので、現在公務員試験の対策講座も受講しています。
Q7.大学生活でいま一番力を入れていることや、おもしろいことはなんですか?
今一番おもしろいと思うのはゼミの活動です。私の所属しているゼミはメンバーが5人なのですが、人数が少ない分全員の意見をしっかり聞くことができ、自分では考えつかなかった意見を知ることができ、ゼミの時間はとても楽しいです。授業の中で、江戸時代の古文書の読み下しをしているのですが、現代と同じ文字であっても意味や使い方が違う場合もあり、言葉の正確な意味を考えていくことは大変です。その大変さが逆に面白く、やりがいを感じています。卒業研究では、江戸時代の矢掛宿を対象にしようと考えています。
大学生活全体では、日々の授業に力を入れています。新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が多くなった分、対面授業の時よりも課題の量が増えました。私はオンデマンド配信の授業が多いので、動画の視聴期限や課題の提出期限を忘れないように気を付けています。また、高校生の時にはなかった「レポートで成績を評価される」ことがおもしろいと感じます。総合歴史学科では、試験評価よりもレポート評価の方が多いので、早め早めに作成に取り掛かるようにし、納得のいく内容で提出することを心がけています。
Q8.受験生に一言お願いします。
大学を選ぶ際には、「とりあえず大学に行ければいい」と考えることなく、大学に入ってからのことをしっかり考えて選んでください。「どんなことを学びたいのか」「何のために大学に学びに行くのか」など、明確な目標を持つことで、モチベーションも上がり、受験を乗り越えられると思います。大学に入ってから、「あの時もっとこうしておけばよかった」と後悔するのは悲しいです。「この大学に入って良かった」「頑張ってきてよかった」と思えることが、何よりも大切だと思います。悔いの残らないように頑張ってください。応援しています。
(記録:2021年10月)