就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2021.08.12 

「総合歴史基礎ゼミナール」の授業を紹介します。

授業・課外研修など

 総合歴史学科では、1年生を対象に前期に「総合歴史基礎ゼミナール」という必修の授業を行っています。学科での学びの基礎力を養うことを目的に、各クラス89名程度で、学科教員10名がそれぞれ担当しています。授業では、歴史学分野にかんする文章の読み取り、要約の作成、さらに感想を出し合うグループワークや、その内容発表などを行っています。またレポートの作成方法なども学んでいます。学外の博物館施設の見学も行っていますが、今年度は実施を見送ったクラスがほとんどでした。基礎ゼミナールは少人数での授業ですので、1年生が交友関係を広げる良い機会になっているようです。

 ここでは、15回のうち共通授業として実施した3回分を紹介します。

 今年度は、4月中に2回、情報教室での合同授業を実施しました。例年、大学での基本ツールとなる、G-mailWeb Class の基本的な使い方や、Wordの基本的な操作方法などを基礎ゼミナールで確認しています。これに加えて今年度は、オンデマンド型のオンライン授業に備えて、動画視聴の方法と注意点の確認や、Web Classでのテストや課題提出を模擬的に経験してもらいました。Wordファイルの保存方法や、メールに添付して送付する方法、教員にメッセージを送る際の注意点なども学びました。残念ながら、緊急事態宣言を受けて、510日から大学の授業は全面的に原則オンラインとなりましたが、その前に基本的な受講方法を確認することができました。

 もう1回の共通授業は、大学図書館の使い方を学ぶ「図書館たんけん隊」です。こちらは、対面授業が再開した7月以降にクラスごとに実施しました。まず図書館職員から、図書の検索方法の説明をうけ、各自が検索した図書を書棚から探し、借り出しました。またオンラインでの貸し出しの予約方法、ジャパンナレッジやCINii Articlesの使用方法の説明も受けました。授業の後半は、教員と学生が館内を見学しながら、歴史学にかかわる基本図書や学術雑誌、辞典類を確認しました。新聞や地形図、大型図書、DVDなども見てまわり、1年生は予想外に多様な図書館の蔵書類におどろいていたようです。

(文責:三田)

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