就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2021.03.09 

岡山市立御津公民館にて講座「備前松田氏の史料を読む」が開催されました。

教員の活動

 2021年3月9日(火)10:00~ 岡山市御津公民館にて、苅米一志(総合歴史学科教授)担当の講座「備前松田氏の史料を読む」が開催されました。
 今回、講師派遣は行なわず、あらかじめビデオ撮影したものを会場で放映するというかたちとなりました。コロナ感染対策がとられた上で、会場には50名ほどの方々にお越し頂きました。

 講座は、御津公民館すぐそばの金川城の城主であった松田氏に関する史料を紹介・読解するという内容です。松田氏は、鎌倉時代に関東から移住してきた武士団で、室町時代には守護の赤松氏と匹敵する権力を誇った一族です。
 講座では、戦国時代の貴族・三条西実隆の日記『実隆公記』の記事や「西大寺観音院文書」「細川家文書」における松田氏関連の古文書について、解説されました。

 終了後にはzoomにより、リアルタイムで質疑応答の時間が設けられ、参加者から多くの質問が寄せられました。なお、会場にお越し頂けなかった方には一定期間、公民館よりビデオ配信が行なわれる予定です。詳しくは、御津公民館にお問い合わせください。

 
 ※本行事は、人文科学部と御津公民館との地域連携協定にもとづく企画です。
 
(文責:苅米)

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