就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2016.06.30 

2016年度 特別課外研修(鬼ノ城の見学)

授業・課外研修など

2016年6月11日(土)、総合歴史学科の学生18名と教員3名で岡山県総社市鬼ノ城周辺の史跡を見学しました。

 

 

早朝、大学を小型貸切バスで出発し、鬼ノ城ビジターセンターに向かいました。そこから約3時間、鬼ノ城を見学しました(写真1・2をご覧ください)。鬼ノ城は白村江の戦い後に敗れた倭が唐・新羅の侵攻に備えて築いたとされる古代の山城です。現在は発掘調査により石畳や水門が発見され、古代の築城技術を今に伝えています。また、発掘調査の成果に基づいて角楼や城門、版築で作られた土塁などが復元されています(写真3~10をご覧ください)。今回は総社市埋蔵文化財学習の館の平井典子館長が城内をご案内くださり、発掘当時の詳しい状況や復元作業の裏話などを解説して頂きました(写真5・6をご覧ください)。鬼ノ城の内部は険しい山道と湿地帯が続きますが、幸いこの日は曇りで気温も低めでしたので、熱中症や事故の心配も無く、無事に見学を終えることができました。

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