就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2015.04.30 

2015年度 総合歴史学科 新入生研修旅行

新入生研修旅行

今年度の新入生研修旅行として、学生83名と教員10名の参加により、比叡山延暦寺を訪れました。就実女子大学史学科時代の1988年と2001年にも新入生研修旅行で延暦寺を見学していますので、私のようなベテラン教員にとっては3度目の延暦寺訪問になります。(比叡山延暦寺は根本中堂のある東塔(とうどう)が800年ごろから始まるもっとも古い地区で、その後、西塔(さいとう)が開かれ、さらに横川(よかわ)へと寺域が広がっていきました。)


4月17日は新大阪からバス3台に分乗し、滋賀県大津市坂本から奥比叡ドライブウェイに入り、まず横川にある延暦寺の堂宇(元三大師堂、恵心堂、横川中堂 など)を拝観したのち、またバスで移動し、峰道レストランで昼食。さらにバスで奥比叡ドライブウェイを進み、東塔地区で下車。ここから徒歩で延暦寺の堂宇 群を東塔(根本中堂、文殊楼など)~西塔(浄土院、法華堂、釈迦堂など)の順に拝観・見学しました。

1日で延暦寺の主要な建物をすべて訪れるという欲張りで、体力的にはきつい見学です。急坂をかなりの距離歩いたため、疲れはしましたが、よい日和に恵まれ、森の緑や小鳥の鳴き声に包まれての見学は大変すがすがしく、長く記憶に残るであろう秀逸な研修旅行となりました。


翌4月18日は、恒例の学生たちの自主的グループ行動による京都市内見学をおこない、午後3時半に京都駅へ再集合。無事予定どおり研修旅行を終えることができました。

 

 

(文責:学科長 福田)

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