就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2014.04.30 

2014年度 総合歴史学科 新入生研修旅行

新入生研修旅行

2014年41819日の2日間、恒例の総合歴史学科新入生研修旅行を実施しました。研修旅行は京都・奈良方面の歴史遺産を訪れて知的好奇心を高めるとともに、新入生同士や学生・教員間の親睦を深めることを目的としています。今年度の新入生は83名(女子42名、男子41名)で、研修旅行には80名が参加しました。

 

418日、岡山から新幹線で新大阪へ。そこからバス3台に分乗して、まず京田辺市の酬恩庵(一休寺)を訪れました。ここは一休宗純(後小松天皇の実子)が晩年を過ごし、その墓所があります。小規模ながら、よく整備された美しい寺院で、重文の一休禅師木造にご挨拶し、見事な庭園を拝観。心洗われるひとときでした。

 

伏見へ移動して、酒蔵を活用したカッパ黄桜食堂で昼食。多くの学生が、すぐ近くにある寺田屋(坂本竜馬ゆかりの旅籠)と酒蔵の街並みを見学していました。

 

最後に宇治へ向かい、宇治神社・宇治上神社を参拝後、昨年見学できなかった平等院鳳凰堂へ。鳳凰堂は長年の修復が終わり、創建当時の色彩に復元され、美しい姿を見せています。ところが、鳳凰堂の内部は人数制限・時間を区切っての見学となっており、私たちは運よく、最後のほうの時間帯で見学を許され、鳳凰堂内の浄土の空間を堪能することができました。

 

この日の夜は、このところ定宿となっているホテル日航プリンセス京都に宿泊し、疲れをとりました。

 

19日、新入生は56名ずつの班に分かれ、旅行前に計画した行動表にしたがって京都市内を見学する自由研修をおこないました。そして、午後3時に京都駅八条口へ再集合。親睦を深め、それぞれに思い出を描きながら、岡山への帰途につきました。

 

ことしも、新入生研修旅行を無事終えることができました。新入生諸君のご見識と、学科教員各位のご尽力に感謝いたします。

 

 

(文責:学科長福田)

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