心理学部への期待
おかやまの有力企業の皆様から、
心理学部へメッセージを寄せて
いただきました。
就実で育まれる「心理学の力」が 今、
必要とされています。
Messages

両備ホールディングス株式会社
取締役常務執行役員
人財本部 本部長
バスなどの運輸を含む「トランスポーテーション&トラベル部門」、
「ICT 部門」、” プラッツ” ブランドなどの小売を含む「くらしづくり部門」、
不動産など「まちづくり部門」の 4 つの事業を幅広く展開
地場企業の希望就職先ランキング1位
(2025年春卒業予定の大学生らを対象)
(山陽新聞社 2024.4.4発表)
忠恕(ちゅうじょ) = 真心からの思いやり
創業者の思いから 100 年以上受け継がれています。
「社会正義」「お客様第一」「社員の幸せ」を経営方針としています。

「お客様にとって最高のひとときを創造します」を経営理念とし、お客様に事前の期待を超えた、常に新しい“意表の喜び”を提供し続けることを目指した外食チェーンとして、「ベーカリーレストラン サンマルク」「鎌倉パスタ」「倉式珈琲店」など20ブランド、約800店舗を展開。
We Create the Prime Time for You
私たちはお客様にとって最高のひとときを創造します
お客様に事前の期待を超えた、常に新しい “意表の喜び” を提供し続けることを目指しています。
“心理学とは統計学”
その可能性に期待!
お客様の意識や行動をデータから統計的に分析し「人を動かす力」を心理学部で身に付けてほしい
- # 心理学の「データ活用力」に期待
- 私は、“心理学とは基本的に統計学である” と思っています。
AIなどの技術も活用しながら、お客様の意識や行動について、統計的にデータを集めて分析する。 その結果は、例えば、最適なお客様の動線や店舗のレイアウトなどにも、幅広く活用できるでしょう。
- # 自身を客観的に見る力を身に付けて
- 自身を客観的に見る力(自己洞察力)は、たいへん重要で、しっかりと身に付けてほしい。
お客様からの厳しいご意見にも適切に対応できる一方、社内でも自身の発言や取り組みがどのように影響するかを見極められれば、業務遂行に力を発揮します。
- # 心理学のデータ活用力を活かして
- 様々なことがAIに代替されるような時代になっても、心理学には、人を動かす力があると思います。
ようやくコロナ禍が明けてはきたものの、その影響は、まだまだ尾を引いていると言える中で、お客様にも社員にも“一歩前に踏み出してもらう” ために、心理学の可能性に期待します。

博士(薬学)
1971(昭和46)年に開設。内科、外科、小児科のほか、産科、眼科、
整形外科、緩和ケア科など、合わせて20の診療科を備える(病床数 269)。
病院なのにホテルのような居心地の「全室個室」(特別室以外差額不要)。
良い医療は当たり前とし、来院される方が「心安らぐ」ことを追求し、
「行ってよかった」と誰かに話したくなる病院
「体にやさしく、開腹しない『低侵襲手術』」が多くのメディアでも紹介され、全国からも注目される総合病院
ひとりひとりにやさしく 最良の医療を
オフィシャルサイト心理学部とは “人を知る力を養う” 学部!
相手の思いを理解し、ストレスを“良い体験”に変える力
傾聴力を養い、チームで協働できる力に期待
- # “人を知る力”で、ストレスを “良い体験” に変える
- 病気やケガをして、病院に行き、診察や治療を受ける…、このすべてがストレスです。
このストレスを“良い体験”に変えてもらうため、適切な医療の提供はもちろん、患者さんや家族の思いを知って対応することが必要です。
病院なのに、行くことがちょっとした楽しみになってもらえたら…。
心理学で養った “人を知る力” で、“心安らぐ良い体験” へ変えるサポートをしてほしいと思います。
- # 良い意味で「人に興味」をもって
- 心理学部では、良い意味で人に興味を持ち、人への理解を深めてほしい(多角的人間理解力)。
苦手なタイプの人にも、関心をもって関わり、好きだと思えるところを探せる思考になれば、誰とでも良好なコミュニケーションが取れます。
ひとりひとりを特別な人として認められる、そうした学びを期待しています。
- # 「傾聴する力」は基礎の基礎
- 「チーム医療」が進む中、患者さんを理解するための情報を、医師以外の職員も積極的に集めています。
病院での診療は、患者さんからの聴き取りをベースに、症状や状態から深掘りしていきます。
また説明する時も、相手の状態に応じて、声の大きさやトーンを変えて、患者さんやご家族の心に届くようにお話しします。
デジタルの時代だからこそ、“傾聴する力”は、人を知り理解するための基礎となる大切なものです。

1931(昭和6)年11月9日、倉敷無尽株式会社として設立し、岡山県を拠点とする銀行。
創業時の「相互扶助」の精神を忘れず、「人とひとをつなぐ、人の想いを未来につなぐ」人財を育成し、地域の皆さまのために変化と挑戦を続けることで、トマト銀行に関わるすべての人にとって「地域になくてはならない銀行」を目指す。
トマトの持つみずみずしく、新鮮で、明るく健康的なイメージが目指すべき企業イメージと重なるとして、1989(平成元)年に社名変更。岡山県の内外に61店舗を有する。
人をつくり 人につくす
お客さまの立場で考えられる“聴き上手”な人に
お客さまと協働を重ねる…その経験こそが成長の力
- # “傾聴や対話の力”で信頼を得る
- 個人のお客さまに対しては、ライフプランに合わせた資産形成支援や資産承継支援に取り組んでおります。
「傾聴力」や「対話力」を高めることは、お客さまの“命の次に大切なお金”を守り育て、最適なソリューションを提供する(最適提案)ことに必ず活かされます。
そのために、お客さまとの信頼関係を築いていくことが重要だと考えています。
- # 協働力で成長を
- 法人のお客さまに対しては、そのお客さまが抱えている課題を解決するために貸出やコンサルティングなどの本業を支援する活動(本業支援活動)を行っています。
資金調達のご相談があると、現在抱えている課題、事業拡大の方策、将来の展望などを、お客さまと一緒に考え、その内容を貸出りん議書にまとめ、審査承認を得ます。
時には思うようにいかず苦い経験をすることもありましたが、お客さまに徹底的に寄り添い協働するその積み重ねが、のちに大きな力へとつながっていると実感しています。
- # 心理学で人間力を養って
- 社会が大きく変化し様々なサービスが台頭する中で、私たち銀行員の労働価値が、ITやAIに置き換えられる時代が来ると言われています。しかし、そのような時代だからこそ「人としての価値」=「人間力」を高めなければならないと思います。
そのためには「人に関心を持ち、人を理解して、尊重する」力(多角的人間理解力)を養うことが求められます。
これからは心理学部で学んだ学生が活躍できる時代です。

事業統括総支配人

1971(昭和46)年に開業。岡山市内で最も歴史のある「老舗ホテル」で地元で長く愛されてきた。特に宴会需要が多く、市内有数の大宴会場2会場と大小15の宴会場を有している。
このほか、県北最大の宴会場がある津山鶴山ホテル、県内最大規模を誇る山陽道・吉備SA、日本で最古のドライブインのひとつと言われる、おさふねサービスエリアを運営する。
10社で構成される「ときわグループ」の中核企業で、多彩な業種が集まるグループの総合力を大きな強みとしている。
従業員の生活の安定と向上を追求する
オフィシャルサイトお客様から“話しかけやすい雰囲気”を持つ人に
宿泊、飲食、挙式など幅広い職場で調整能力も必要
- # お客さまにも、仲間にも、“気が利く” 人に
- ホテルで働く人に求められるのは、ホスピタリティ「おもてなしの心」です。
言い換えれば “気が利く” “心配りができる” ことではないでしょうか。お客様の様子から何かに気付き、適切なお声かけができる。このことは社内の仲間への気遣いにもつながるとも言えます。
周りをよく見て、積極的に人を理解し、コミュニケーションを図る姿勢を身に付けてほしいと思います。
- # お客様からの信頼を得る “対話力と協働力”
- 大切なのは、人と話し合う“対話力”と、ともに創り出す“協働力”だと思います。
例えば、ブライダルの業務で言えば、お客様との対話を重ねながら、演出内容や予算をできるだけご希望にかなうものに一緒に作り上げていきます。
挙式という人生で大切な1日を、「この担当者なら任せてもいいかな」と、お客様に思ってもらえるような人は、やはりこうした力を備えているのではないでしょうか。
私どものように、人を相手にすることが多い仕事には、心理学部での学びが、とても役立つと考えます。
- # 進化し続けるためには、エビデンスを!
- 弊社グループでは、行動指針のひとつに「エビデンス(=根拠・裏付け)」を挙げています。
何か行動する時、きちんと根拠があるかどうかが、常に求められているのです。エビデンスをもとに、時代に合わせて自分たちも “変化” し、“進化” しなければ生き残れないでしょう。
弊社でも古い慣習が存在していましたが、仕組みや制度の改革を進めており、徐々に社員個々に新しい価値観が生まれてきています。
データを集めて分析し、論理的に思考できる能力は、エビデンスを得るための基礎にもなります。

部長
1953(昭和28)年に「ラジオ山陽」として開局し、1958(昭和33)年には、テレビ本放送も開始。岡山で最も歴史ある民間放送局として親しまれている。
また文化・教育・芸能・スポーツなどのイベントの企画と運営、出版物の企画・発行など、多岐にわたる事業活動を通じても、ふるさと岡山・香川の振興と発展に貢献。
地域とともに地域のまなざしで地域を熱く語る放送局
オフィシャルサイト自分も仲間も客観的にとらえ、自身の強みと弱みを理解して仕事を
- # コンテンツ制作はチームワークの積み重ね
- 放送の現場というのは、ひとりでは仕事はできません。たとえばテレビのニュースの場合、基本、記者とカメラマンが取材に向かい、出稿された原稿・映像をデスクや編集長が整え、アナウンサーが読みます。
さらに電波や機材を管理する技術職、番組趣旨に賛同するスポンサーを募る営業職なども欠かせません。“信頼される放送を”という同じ目的に向かうチームワークの積み重ねです。
様々な職種、能力、性格の人たちが、互いを理解・尊重し(多角的人間理解力)、ともに創り出す(協働力)ことで、コンテンツは生み出されているのです。
- # 地域の魅力を“引き出す”ための対話力や収集・分析力
- テレビ・ラジオの番組で高い評価を受けるのは、地域に暮らす人たちや地域で起こる事象そのものに魅力があるためで、けっして私たち放送局の力ではありません。私たちができるのは、その魅力を引き出すこと。
そのためには、取材対象としっかり対話を重ねる「対話力」(聴く力)はもちろん、取材した事実やデータを読み取り本質をとらえる能力(データ収集・分析力)も必要です。
- # いろいろなチャレンジをして、人と関わり、“豊かな人”に
- 高校生のみなさんも、すぐに社会が待っています。大学では、まずはしっかりと学んで知識を深めてください。そのうえで、どんどんいろいろなチャレンジもして、“豊かな人”になって下さい。
私の経験でも、アルバイトなど社会に教えてもらったことが、人間形成につながりました。
どれほどIT化や生成AIが進化しても、世の中は、人と人とが交流しないとまわっていきません。
“人と接点を持つ、関わり合いを持つ”ことができ、好奇心旺盛で、放送局が面白そうと思って下さる方、将来、ぜひとも一緒に働けると嬉しいです。
お客様も社員も思いやれる人財を!
傾聴力,多様性理解,データ活用力に期待
お客様でも同じ職場の仲間でも、自分の思いや考えを押し付けず、相手の声に耳を傾けることが大切です。
相手の思いを受け止め、一人一人に合った答えを探していくことが、お客様への、そして社員への「思いやり」につながると思います。
そのために傾聴力や対話力を高めることは重要です。
一方で社員の個性や多様性に配慮した職場環境づくりも必須です。
心理学を専門的に学び、「多様性」を受け入れる「柔軟性」を持った人財は、双方の様々な場面に活かされると思います。
例えば地域や年代など、情報の分析から、そのお客様に応じた商品・サービスをグループ全体で展開する場面が、さらに増えていきます。
データ活用力はビジネスチャンスを広げます。