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2024.04.01
【心理データサイエンスコース】先生にお話をお伺いしました
鈴木国威先生
鈴木先生の授業ではどんなことが学べますか?
心理学の方法論に関わる「心理学統計法II」や「心理学実験」、また、人が生まれてからこの世を去るまでの心理的変化を学ぶ「発達心理学」です。
就実大学の学生にはどんな印象がありますか?
課題に丁寧に取り組む学生が多いです。
資格取得に向けてコツコツと真面目に勉強している印象です。欲を言えばあえて効率を考えずに、いろいろやってみるということがあってもいいんじゃないかなと思います。
人の交流がしやすい大学です。
また大学が最寄りの「JR西川原・就実駅」からも近くて利便性も高いです。インターネットが発展している時代ですが、人と人が直接対峙することは重要です。そのために、利便性も高く交流がしやすいのが就実大学の一つのポイントになるかと考えています。
最後に、受験生へ向けてメッセージをお願いします!
心理学とは、人を科学的に理解する学問です。
心理学誕生の歴史を見てもわかる通り、人の心を哲学による探究から生理学的、数理的な理解にも広げたのが心理学であり、文理が融合する学問です。
心理データサイエンスコースでは特に、データという数値化できるものを使って、目に見えないものを可視化し、社会を読み解いていきます。
たとえば、テレビの視聴率を見ることで、その番組や出演者の人気度を、ある程度測ることができます。また、皆さんにとって一番身近なのは「学力」だと思いますが、学力はテストの点数でも測れますがそれの結果だけが学力ではありません。この辺りは、教育測定、心理測定で一番研究されている領域です。
このように、データを分析して仮説をたて、複雑な社会を理解していこうというのがこの学問です。人間がいる限り心が存在しますので、心理学のニーズがなくなることはありません。心理学を学ぶことで、さまざまな分野で専門性が活かせるだけでなく、多様性も身につくはずです。