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2024.04.01

【在学生の声】4年生 Fさん※

※教育心理学科2023年度在学生

4年生 Fさん 

出身校:岡山県立瀬戸高校

 

心理学の科学的な視点と人に寄り添う視点を得ることで、様々な困難を抱える子どもを色々な角度から支えていきたいです

就実大学を選んだきっかけ・理由は何ですか?

 

小学生の頃、悩みやつまずきを感じた時に心理士の先生にお世話になり、自分も将来こういう仕事に就きたいと思うようになりました。公認心理師や臨床心理士の養成カリキュラムがある大学は県内にいくつかありましたが、子どもの支援を中心に教育的観点から学べると思い、就実に受験を決めました。

 

今、講義やご自身の研究などで、一番興味があるのはどんなことですか?

 

「心理検査法実習」という授業で、心理のアセスメント(査定)の方法について学んでいますが、本当に様々な種類の検査があるんだと興味深いです。

4年次での卒業論文では、読み書きが困難なお子さんに、フォントを変えて文字を読んでもらい、フォントによって読みやすさがどう変わるかを調べる研究をしました。

読みの困難さは、適応型言語能力検査を用いて評定しました。読みやすさについては、10秒あたりの読むスピードや主観的な評定値を測定しました。実験計画も、心理学で用いられている手法を用いて実施しています。

 

※心や行動を理解するために、心理学では様々な検査が開発されています。この授業では、各検査の基礎理論と実施法だけではなく、手続きに基づきながら分析解釈の基本を学びます。

 

入学して気づいた就実大学の良い面や魅力を教えてください

 

体験しながら学ぶ実習カリキュラムが充実していることです。3年次の実習では、精神科の病院や少年鑑別所などの現場に行かせてもらえたので、進路を考える上でも大変参考になりました。いろいろな領域の実習に行けるというのは就実の魅力だと思います。

 

就実大学で学ぶ中で印象に残ったことは?

 

3年次に、不登校のお子さんなどがいらっしゃる児童生徒支援教室に5日間実習に行きました。心理支援の難しさを感じると同時に、心理職の方はこんなところを見ているんだなという勉強にもなり、とても有意義でした。

最後に受験生への向けてのメッセージをお願いします!

 

心理学の面白さ。それは他者や自分自身について理解を深めることに繋がります。

心理学は私たちの日常生活と関わりの深い学問です。人はどうやって物事を知覚し、どのように感じるのかということや、人が感じる様々な困難に対しどのように援助を行えばいいのかなど、心理学を学ぶことは他者や自分自身についての理解を深めることに繋がります。そこが心理学の面白さだと私は感じています。

受験に対して不安に感じるかもしれませんが、自分が大学でやりたいことや目標を明確にしていくことを意識しながら一日一日を大切に過ごしてください。

 

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