ニュース

表現文化学科学科行事

表現創造コース身体表現ゼミナール「第6回卒業制作発表会」のご報告

2011-10-10

2011年10月8日(土)16:30からT611音楽教室にて、表現文化学科設立9年目第6回目の卒業制作発表会を開催いたしました。過去最高来客数94名のお客様がおいでくださり、無事盛会に終えることができました。ご来場の皆様、お忙しい中本当に有難うございました。

 

今年度の全体テーマは『ヒトと向き合い、ジブンを見つめる』。今年の4年ゼミ生は10人。そこには10通りの考え方・生き方がありました。来春私たちは本大学を卒業し、新しい道を進んでいきます。刻々と時が過ぎ、進路が決まっていく中、これから社会に出ていこうとする私たちの心の中には混沌とした思いがありました。果たして自分の考えは正しいのか、それは社会に通用するものなのか。いや、そもそも正しさとは何か?なかなか答えにたどり着きません。嗚呼、なんてもどかしいのか! そうやって、自分を模索することを始めた私たちは、次第に作品創作を通して自分を見つめ直し始めていました。やがて自分を見つめていくと今度は人の存在が気になり、人との接し方について考えるようになりました。人との距離のはかり方や声のかけ方…。人を避けては自分を見つめられない。自分を見つめなければ人とは上手く付き合っていけない。
ヒトって、ジブンって、一体なんなんだ?! これが私たちのテーマとなりました。

プログラム
1 『地球が回る音を聴きなさい。』中川綾那
2 『Happy Choice』只平真奈見
3 『私は生まれなおしている』大西由希子
4 『雨音のやさしい調べ』小椋早希子
5 『罠』井原麻里
6 『サンプル時代』守屋あゆみ
7 『虫5000匹分の命』吉永佑記
8 『ブーメラン ~君の瞳に乾杯~ 』星合恭介
9 『プラットホーム』身体表現ゼミナール3回生
10 『そして、芽吹きのときを待つ』中尾舞衣
11 『犀の角の様にただ独り歩め ~ブッダの言葉より~ 』高須悠嵩

今回は演劇作品が5つ(2,6,7,8,9)、ダンス作品が6つ(1,3,4,5,10,11)となりました。
10,11番目の作品は、9月に開催された大学創作ダンスコンクール全国大会「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ」に出品し、11番『犀の角…』は、富山県知事賞を受賞!した作品でした。

最後になりましたが、発表を支えてくださった大学関係者の皆様、照明・音響・舞台装置・舞台監督という大仕事を頼もしく支えてくれた演劇部員ダンス部員の皆様、そして本務を縫いながら協力支援をいとわずに駆けつけてくれた卒業生の皆様に心から御礼申し上げます。

 

表現文化学科 表現創造コース 身体表現ゼミナール一同(文責・中尾舞衣)