経営学科講義・講座・セミナー
2026-08-21
フランスのモンペリエ農業科学研究所からLouis-Antoine Saisset准教授を招いて標記研究会を開催しました。Louise准教授は、まず、フランスにおけるワインのバリューチェインについて紹介されました。そのなかで代表的なワイン商系と協同組合系の2つの組織について、それぞれのぶどう生産からワイン醸造、販売までのガバナンスの特徴と収益性の関連性などの研究成果を発表しされました。
本学部からは大倉健准教授が、近年、日本酒の消費が激減する中で、吟醸酒に対抗する復古主義的な新しい日本酒生産の動きについて紹介されました。その取り組みは江戸時代にさかのぼって伝統的な醸造法を探究し再現する一方、販売面においては現代的なデザインを採用し、新たな地位を確保しつつあることが示されました。
それぞれの発表について、アメリカや中国の関税措置へのフランスのワイン産業の対応、日本酒の本質的な価値は何か、復古主義的な製法による日本酒の顧客ターゲットは誰かなどの質問と活発な意見交換が行われました。
また、学生からもフランスにおけるワインの消費状況等について質問と意見交換が行われました。

