薬学科卒業生の活躍
2025-12-02

河野 雅江 さん
2021年度卒業 / 岡山県立岡山一宮高等学校 出身
ナカシマヘルスフォース株式会社(岡山県岡山市):企業研究者
卒業後の経歴を教えてください
新卒で、整形外科インプラントメーカーであるナカシマヘルスフォース(旧社名:帝人ナカシマメディカル)に就職し、1年目から現在まで研究部研究課で働いています。
現在の仕事内容について教えてください
より良いインプラントを作るための研究を行っています。具体的には、”抗菌技術”に関する研究や、”新素材の探索”、”生体適合性の向上”に関する研究を行っています。
インプラントとは、病気や怪我で変形・損傷した関節の再建のために使われる人工材料です。
人工物であることから、インプラント置換術後に感染が引き起こされたり、骨などの体内組織と馴染まず緩みを生じることがあります。これらの問題が生じると、痛みや炎症、最悪の場合は再手術が必要になります。
そのため、細菌による感染やバイオフィルムの形成を阻害する新しい技術開発に取り組んだり、生体適合性を向上させる新素材や表面処理を施した新たなインプラントを開発するために日々研究活動を行っています。

仕事をする中で、就実大学薬学部で学んでよかったと思うことを教えてください
1年次より少人数担任制という制度があることから、先生と学生の距離も近く、手厚い学習指導が受けられます。暗記ではなく理解するように学習指導をしてくださるため、1年次から学習に躓くことはなく、薬剤師国家試験にも合格することができました。薬学部での学びは現在の業務にも大変活きています。
また、コミュニケーション能力の向上に力を入れていることから、1年次より同学年同士でディスカッションを行うような授業が多くあります。業務の中でも、他部署との連携は必要不可欠なため、大変魅力的な授業であると思います。
将来の薬剤師へのメッセージをお願いします
私の祖母は昔から心臓が悪く、長い間心臓の薬を飲み続けており、薬の影響で食事に制限がありました。そんな祖母を幼い頃からみていたことから、薬学部に興味を持つようになりました。
今の会社を選んだ理由にも繋がるのですが、患者さんの悩みを解決することができる、病気で苦しむ人を元気にすることができる仕事はとても魅力的であると思います。
6年間の学生生活は長いと感じる人も多いと思いますが、実際に経験してみるとあっという間でした。6年間があっという間と思えるほど楽しい大学生活であり、薬剤師国家試験合格に向けて夢中になることができます。
勉強することは時には辛くなることもあるかもしれませんが、その先には夢の薬剤師が待っているので、夢を叶えられるよう頑張ってください!
(取材:2025年)