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表現文化学科教員の研究・社会活動

ユネスコ「世界の記憶」新登録の文書典籍の保存活用に本学名誉教授と教授が携わっています

2023-06-01

 5月24日、ユネスコの「世界の記憶」に「智証大師円珍関係文書典籍―日本・中国の文化交流史―」が登録されました。9世紀に唐へ渡り、日本に密教の教えをもたらした僧円珍に関する資料群で、現在、園城寺と東京国立博物館に収蔵されています。園城寺の関連サイトはこちらhttps://miidera1200.jp/unesco/)です。
 
 本学名誉教授、土井通弘氏(人文科学部表現文化学科)は、国宝智証大師関係文書典籍保存活用専門委員会の副委員長として、園城寺蔵の文書典籍の保存・活用事業に尽力されてきました。この登録を機に、いっそう重責を担われることとなります。なお本学教授、川崎剛志氏(同上)も同委員を務めています。
 
 本資料が、当初に近く、かつ良好な状態で後の世代に伝えられ、東アジアの文化交流、交通の足跡を示す貴重な資料として世界に認知、評価されることを願っております。