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教育学専攻発表会

修士論文中間発表会(M1)

2023-01-30

教育学研究科教育学専攻修士論文中間発表会(M1)が1月26日に行われました。発表した院生の感想レポートをお届けします!

 

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 今回は、8月の構想発表会を経験していましたので、早めに準備を終えるつもりでした。しかし、自分がここまでと思っても、次から次へと仕上げる度に疑問がわき、ぎりぎりまで考えることになってしまい、ご指導をお願いした先生方には、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。しかし、先生方は、私の疑問に丁寧にかかわって下さり、当日までになんとか仕上げることが出来ました。本当にありがとうございました。ご指導の中で、自分がテーマに沿って論を進めていくことが難しく、横道にそれていることに、度々気づかされました。中間発表会でいただいたご質問は、私の研究テーマと深く関わっており、その場では核心に迫るお答えが出来ませんでしたが、これからは、いつも心に止めながら研究を進めていきたいと思いました。入学して10か月近くになり、ようやく研究の道に足を進めたような気がします。今までいただいたご指導に感謝し、これからも研究に励んでいきたいと思います。先生方のご指導・ご助言に深く感謝申し上げます。(初等教育学コース Yさん)

 

 ゼミの中でも、同期や先生のアドバイスにハッとすることが多いですが、普段意見を聞けない先生からのコメントはより新鮮に感じることを再度実感しました。8月に実施した構想発表会では、まだ自分の中でも研究の軸が定まらなかったこともあって、「先生から見るとこういう視点もあるのか」という発見が中心でしたが、今回は自分の研究の軸を前回よりはっきり持つことができていたため、「先生がこの視点を挙げた理由」や、「この視点を取り入れることでどのようなことが予想されるか・取り入れるメリット」なども理解でき、発表の場というより学びの場であったような気がします。今回いただいたコメントを基に、自分の研究を新たな視点から見つめ直し、よりよいものにしていきたいと感じました。期末試験期間ということもあり、準備に割ける時間も限られる中での中間発表会でした。個人的には、資料作成が不十分なまま迎えてしまったことで悔しさの残る会になってしまいましたが、会の最後に先生から「バランスが大切である」という言葉をいただき、来年度は実践的な学びと研究を悔いの残らないよう両立することを心がけたいと感じました。(教育臨床心理学コース Tさん)