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教育学専攻発表会

11月26日 岡山心理学会第70回大会が就実大学で開催されました

2022-12-15

   岡山心理学会の3年ぶりの対面大会が就実大学・就実短期大学で開催され、県内の心理学の研究者、心理職の方々、大学院生、大学生など多くの方が参加くださいました。

 

   ポスター発表では、熱心に討論が繰り広げられ、対面大会ならでは自由な討議の場となりました。修了生、恩師、同級生の旧交を温める機会にもなり、人と人の出会いの大切さを再認識する一日となりました。総会の最後には、2件の大会発表奨励賞が授与されました。

 

    特別講演会には,岡山市内の精神科クリニック院長 中野善行先生をお迎えし,「ヤングケアラー ~精神科医の視点から~」を演題にお話をいただきました。先生の長年のご経験を基にお話しいただき,「ケア」について様々な角度から考える時間をいただきました。

 

   ご参加くださった皆さま、準備,運営にご尽力くださった皆さま,本当ありがとうございました。

                                    (大会長 石原みちる)

   

スタッフとしても頑張ってくれた本学院生さんからの感想です。

学会に参加して (大学院生修士1年Iさん)

   今回の学会が私にとって初めての学会参加となりました。学会の雰囲気を感じるだけでなく,他大学の方がどのような研究をされているのかを知ることができました。今回、他大学の学生の研究を見させていただき,研究テーマや調査協力者から各学校の特色が表れていて興味深いなと感じました。今回の学会参加で得たものを参考にしながら,今後の研究活動に活かしていきたいと思いました。

 

講演会に参加して (大学院生修士1年Tさん)

   今まで「ヤングケアラー」について「親や祖父母の世話・家事等をする子どもたち」と認識していましたが、講演会の中で、障害を持つきょうだいのお世話をする子どもも含まれることを知り、初めて身近な存在に感じました。今後、どの領域で就職してもヤングケアラーの方に出会う可能性があるのだなと思ったと同時に、ケアの大切さや自分にできることは何かを考える良い機会になりました。