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幼児教育学科キャンパスライフ (学生の活躍)

特別講義 「災害を自分ごとに」

2022-12-15

日程:2022年12月7日

今年度、第一弾の特別講義として、岡山市消防局から消防士の岡﨑先生・原先生らをお招きして「災害を自分ごとに」の特別講義を行いました。講義の前半では消防士と消防団の違いや、消防士と中国大学の学生が作成した「防災カードゲーム」の遊び方を紹介してもらい、どのような時に火事が発生しやすいのか、また消火にはどのようなものを使うのが安全なのかについて、楽しく、わかりやすく学ぶことができました。後半は、火事が実際に起こる様子や消火の様子について、現実感をもって体験することができるVR体験や、防災に関連した様々な動画を視聴することにより、防災に関連する知識を理解することができました。将来保育者として、子ども達を火事から守る必要があるのはもちろんのこと、自分自身が生活をしていく上でも、火事から身を守れるような行動ができるようになってほしいと願っています。下記に、学生たちの感想を紹介します。

(感想)

  • 保育現場でも、命を守るひとつの方法として、火災への理解を深めるために、「防災カードゲーム」を4・5歳から遊べるように展開することができればいいなと思いました。
  • 小さな行動につなげるように、日頃の行動を振り返り、もう一度改めようと思いました。
  • 保育者の立場になった時に、(中略)日頃から、火事が起きた時のシミュレーションや練習、避難経路の確認等、火事が起きた時に子ども達を守るという役割をしっかりとしなければいけないと思いました。
  • 防災に関する情報は、次の行動に「つなげる」ために記憶しておき、保護者や子どもたちとの会話の中で「つぶやく」ようにすることを心がけ、「火災防災ツール」の活用もできるよう様々な情報に敏感になって、子ども達も自分自身も、周囲の人達の安全も守れる努力をしようと感じました。
  • 「安全」「確実」「迅速」という活動の3原則を聞いて、命にかかわる仕事だからこそ求められることで、消防の仕事だけでなく、保育者にも通ずるところがあると思いました。