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表現文化学科教員の研究・社会活動

竹内洪介講師がフロリダ大学へ調査に行きました

2022-09-21

8月下旬から9月上旬にかけて、表現文化学科の竹内洪介講師がフロリダ大学スマザーズ図書館((George A. Smathers Libraries)およびハーン美術館(Samuel P. Harn Museum of Art)で日本の古典資料・絵画を対象とした文献調査を実施しました。

フロリダ大学に所蔵される日本資料はこれまで学界に紹介された形跡がなく、これが初めての調査になります。調査の結果、日本古典籍および絵画について、併せて100点前後の資料を確認することができました。

江戸時代の浮世絵師である喜多川月麿の未発表自筆原稿や、明治時代の画家である二世五世田芳柳の「津田梅子像」など、学術的に貴重な作品も複数確認できました。

現地では複数の館員を交えて調査が実施され、日本資料の調査方法について意見交換を行うなど、充実した調査になりました。

今回の調査内容の報告および確認された所蔵品一覧は、来年刊行予定の『就実表現文化』17号に掲載予定です。

写真はフロリダ大学の風景、スマザーズ図書館の外観、ハーン美術館の外観です。