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初等教育学科在学生・卒業生の活躍

力量アップを実感! 模擬授業会(小学校算数)

2022-07-22

算数の模擬授業会を行いました。今回の教師役は,初等教育学科3年の小西伽奈さんと真木紗英さんです。

模擬授業会とは、実際の小学校での授業を想定して模擬授業を行うもので、将来小学校や特別支援学校の教員を目指す私たち学生にとって、大学の講義で身に付けた知識や技能を実際に試し、実践力を向上させるよい機会となっています。今回の模擬授業会は、「算数」や「算数科教育法」で学んだ知識がふんだんに用いられていたよい授業ができたと思います。また、今回の模擬授業会でも、提案された授業についての鋭い指摘や活発な意見交換ができ、回を重ねるごとに、自分自身の成長を感じることもできました。

ここで,授業者と参加者の感想の一部も紹介します。

(授業者の感想)

 教師役は、授業づくりにおける視野が広がります。学習指導案の作成では、教材研究を通してより分かりやすい指導を考えることができます。模擬授業をしているとき、予想していた反応が児童役から出ると「学ばせたいことが児童に届いているんだ!」と達成感を感じます。予想外の反応がでることもありますが、その度に考える視点が増えるので、指導の力量を高めるよい機会になっています。成長できるチャンスを自ら増やせたことや一つの授業を最後までしたことが教師を目指す上での自信に繋がっています。

(参加者の感想)

児童役やオブザーバーとして参加して、授業者の机間指導や児童への受け答えの仕方など、児童への支援の方法がとても参考になりました。学んだことを自分が授業をするときに実践してみたいと思いました。

※記事のとりまとめ/小学校模擬授業会実行委員(初等3年 川原)