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表現文化学科学科行事

「就実表現文化のつどい2022」が開催されました

2022-06-29

 618日(土)に3年ぶりとなる「就実表現文化のつどい2022」が開催されました。今回の講師は劇作家の坂手洋二さん。「経験を作品化すること」というテーマの元、デビット・ヘア作品「悪魔をやっつけろ」のリーディング劇を上演して頂き、会場は74名の観客の皆さんの熱気に包まれました。

 アンケートには、

・朗読劇の鑑賞は初めての経験だったので声色・表情・立ち居振る舞いの1つ1つが新鮮でした。

・作者の伝えたいこと、感じたことをまるで坂手先生が作者であるかのように読んでいたため、作品に引き込まれていった。どうすれば他者を引き込めるような表現ができるのかとても気になった。

・デビット・ヘアの、体験を戯曲化している内容が圧巻でした。コロナに感染したことからの自分の思い、周囲の状況だけでなく、そこから派生する社会情勢、人間関係、歴史的見解等々、一つのことがかくまでも深く厚く熱い関係性を宿しているのかと、そして、それをかくまでも豊かに表現できるのかと、ただただ、圧倒されていました。それはやはり坂手さんの演技力の賜物かもしれません。

など多数の感激が届けられました。坂手さん、上演を支えてくださったスタッフの皆さん、ご来場の皆さん、有難うございました。再来年の次回をどうぞお楽しみに。