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初等教育学科在学生・卒業生の活躍

就実短期大学での「先輩の話を聞く会」に参加して思うこと -澤田美瑠さん(初等教育学科4年:3年次編入生)-

2022-06-13

私は短期大学に入学した当初から,大学への編入を目指していました。一度は編入学を諦め,保育士として就職をしようかと考えた時期もありましたが,私の「学びたい」という気持ちを,担任の先生や友人等たくさんの方が応援してくださり,無事編入学試験に合格できました。

  編入当初は周りに馴染めるだろうか,勉強についていけるだろうかと不安に思っていましたが,初等の皆さんや,先生方が優しく接してくださったり,気さくに声を掛けてくださったりしました。特にゼミナールの先生,先輩や同級生が温かく迎えてくれて,そのお陰で抱えていた不安もすぐに解消し,今でも楽しく大学生活を送れています。

  短期大学と大学の違いは,大きく二つあると感じています。一つ目はゼミナールでの研究です。短期大学でもゼミナールはありますが,大学では卒業論文に向けより専門的な研究を行います。私は現在,幼小連携に関する研究を行っています。先行研究や,実際に調査を行う中で卒業論文の完成に向け日々取り組んでいます。二つ目は,自由な時間が増えたことです。短期大学では1限から5限まで授業が詰まっていました。その分友人たちと濃い思い出を作ることができましたが,時間のゆとりはあまりありませんでした。大学では時間のゆとりがもて,その分就職活動や勉強等に時間を使えます。就職活動については教職支援課の先生にお世話になりながら,計画的に進めています。

編入してよかったと思うこともたくさんあります。例えば,編入した際には,幼稚園・保育園・施設の3実習を全て終えています。そのため,子供の姿を思い浮かべながら授業を受けることや実習の経験を授業で活用することができます。また,短期大学の友人は既に保育士として現場で働いているため,今の子供たちの様子や,保育の楽しさ,おもしろさを身近に聞くことができます。

今回短期大学の「先輩の話を聞く会」で,卒業生として就職活動や編入学の事を後輩達に話しました。就実短期大学に在学中,または短期大学や編入学の受験を考えている皆さん。就実には短期大学に入学後も「学びたい」という強い気持ちがあれば,大学へ編入学をするチャンスがあります。私自身編入学をして,素敵な出会いや様々な経験を積むことができています。短期大学も大学も,就実は先生方が優しく,学ぶための充実した環境が整っています。何より心から尊敬,信頼ができる先生や友人に出会うことができ,就実に入学をして本当によかったと思っています。