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幼児教育学科教員の活躍

柴川敏之先生の個展のお知らせ

2022-05-18

日程:2022年3月19日 ~ 2022年7月3日

幼児教育学科の柴川先生が、真庭市蒜山ミュージアムで「41 世紀の蒜山博物館」をテーマにユニークな展覧会を開催中す。このミュージアムは、東京国立競技場などを設計した隈研吾氏の設計で、昨年の夏にオープンしました。現代アートシリーズの第一弾の企画です。

本展は、ミュージアム全体を「41 世紀の博物館」に見立て、展示室ごとに2000 年後の「蒜山」「育児」「介護」「研究室」「収蔵庫」などのテーマを設けて構成しています。蒜山のコーナーでは、蒜山の産物(ジャージー牛のソフトクリーム、 蒜山焼きそば等)が化石となって展示されています。家のコーナーでは、育児中の柴川家の様子が、まるごと発掘されています。吹抜けの大空間を生かした発掘現場のコーナーでは、大量の木材で構成された階段にキューピー人形の化石を隠すように配置し、作品を探すことで能動的な楽しみ方(宝探し/発掘)ができるようにしています。正解者(キューピー人形の数)には記念品がありますので、ぜひ挑戦してみてください。(別室では、本館設計の隈研吾氏の建築模型を併せて展示されています)

近隣の真庭市蒜山郷土博物館でも、第2会場的に、アートと考古のコラボ企画『41 世紀の古墳ミュージアム』を実施中です。古墳の展示室に柴川作品を持ち込んで、この地域の実物の出土品と混ぜた合わせて展示をしています。歴史の研究者で中世がご専門の前原茂雄館長と柴川先生が、柴川作品の選択や設置場所を議論しながら展示しました。逆に蒜山ミュージアムでは、郷土博物館に展示されている柴川作品と同じ色や質感の出土品や資料をお借りして、柴川作品と共に展示しています。
会期中は、両館とも幼児から大人までを対象としたワークショップも開催されます。

機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。
詳しい内容は、こちらをご覧ください。
山陽新聞のインタビュー記事は、こちらをご覧ください。

展覧会「柴川敏之展|41 世紀の蒜山博物館」
・日時:2022 年3 月19 日( 土) ~7 月3 日 ( 日) 
・場所:真庭市蒜山ミュージアム(岡山) 

展覧会「アートと考古のコラボ企画|41 世紀の古墳ミュージアム 柴川敏之展」
・日時:2022 年3 月19 日( 土) ~8 月28 日 ( 日) 
・場所:真庭市郷土博物館(岡山)