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初等教育学科学科行事・授業など

初等教育学会教育講演会を開催しました

2021-12-13

令和3年12月11日(土)に初等教育学会の教育講演会が開催されました。講演会に先立ち、教育・保育実践研究会act’s(アクト)のメンバーによる創作劇「みんなで繋がる世界の輪」が披露され、懸命に練習した成果に、会場の一体感が一気に高まりました。

本年度の教育講演会は、NPO法人備前プレーパークの会代表の北口ひろみ氏をお招きし、「子どもの瞳が輝く育ちを支えるために 備前プレーパークの会しあわせのたねまき」と題してご講演をいただきました。「子どもたちの幸せを願い、最高の子育て環境を作りたい」「子どもだけでなく子育てをする親も笑顔にしたい」という北口氏の子どもや親への溢れる愛情と眼差しは、保育者、教師を目指す学生たちの心にしっかりと届いたようです。以下は学生の感想です。

(1年生)今回の講演会を聞いて、子供に対する接し方や配慮の仕方など、さまざまな考え方が変わりました。実際に実習やボランティア等で子どもたちと関わる際には、「仲間」「空間」「時間」「すき間」の4つの間を意識したり、大人がすぐに手を差し伸べず、子どもを見守ることを心がけたりしていきたいと思いました。

(2年生)子どものやりたい気持ちを受け止め、子どもの自分で成長しようとする力を信じ、寄り添うことが大切だということが分かりました。

(3年生)自然の中で遊ぶことを通して、多様な経験や人間関係を子供も大人も得ることができることを多くの例から学びました。私は小学校教師を目指していますが、児童が主体的に輝ける学校をつくっていきたいと思います。

(4年生)プレーパークを利用することで、子どもたちだけでなく、保護者同士の繋がりも大切にできるというのは現代において非常に重要なことだと思いました。また、プレーパークのような場を設けることで、地域や社会を巻き込みつつ子どもたちを育てる環境をつくっていくことが大切だと感じました。