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総合歴史学科オープンキャンパス

8月のオープンキャンパスの記事を掲載しました。

2021-08-25

20218月オープンキャンパス(82122日)

 

 2021821日(土)・22日(日)1330分よりオープンキャンパスを行いました。今回は前回7月と同様に、新型コロナウイルス感染防止対策をとりながら、本学に来場者を迎えて対面式で実施しました。また、当日の様子をライブ配信しました。今回も、新築のD館の大教室とB館のBコモンズ(デリ・カフェ)を会場とし、学科ガイダンスとミニ講義を行い、さらに「学科の在学生と話してみよう」のコーナーを設けました。前回と同じく総合型選抜(自己アピール型)入試の登録面談も行いました。

821日(土)の様子

【学科ガイダンス】

 学科ガイダンスは、若見理江准教授が担当しました。学科の教育目標、学科が求める学生像、4年間の学びの内容などを説明しました。

【ミニ講義】

 ミニ講義は、賈鍾壽教授による「世界最古の洞窟壁画(?)インドネシア・南スラウェシ・旧石器時代の洞窟壁画」でした。インドネシアで発見された洞窟壁画の主題について、壁画に描かれた動物や人間の手形を手がかりに解説しました。今回の講義では、賈教授が現地調査の際に撮影した壁画の写真を用いて、旧石器時代の人々が壁画に込めた願望に迫りました。

【在学生と話してみよう】

 「学科の在学生と話してみよう」は、2年次生の吉川大翔さん、辻優希奈さん、藤原玲輝さんが担当し、学科教員とともにブースを設けて来場者と懇談しました。来場者からは授業の内容や学生生活の様子、入学して良かったと思う点などについて質問が出ました。在学生が受験勉強や入学後の学びについて来場者にアドバイスする場面もありました。

822日(日)の様子

【学科ガイダンス】

 学科ガイダンスでは、松﨑博子准教授が学科教員の専門分野や専門教育科目の内容、卒業後の進路状況などを詳しく説明しました。今年7月に行われた教員採用試験1次試験で4年次生5名(岡山県・岡山市・香川県。中学社会科4名、特別支援1名)が合格したことも紹介しました(記事はこちら)。

【ミニ講義】

 ミニ講義では、苅米一志教授が「歴史学と文学の間」と題して、文献史料を読解するための技法や、文学作品と歴史学の関わりを講義しました。今回は文学作品の『源平盛衰記』に登場する巴御前に関する逸話を取り上げ、それを歴史書の『吾妻鑑』の記述と比較しました。この講義を通じて、文学作品から読み取ることのできる情報の扱い方、文献史料を分析・考察する際のポイントなどを解説しました。

【在学生と話してみよう】

 「学科の在学生と話してみよう」では、4年次生の柿山紗穂さん、島田詩那さん、1年次生の小田克陽さん、坂本航大さんが来場者の質問に応じました。来場者からの質問は、大学でのレポートの書き方やサークル活動の様子など様々でした。この日は在学生が普段使用しているノートを持参し、授業での学び方などを紹介していました。

 今回は両日の合計で89名の方々にご参加いただきました。当日はライブ配信を視聴された方も多くおりましたが、学科ガイダンスやミニ講義を通じて総合歴史学科の魅力を少しでも感じていただけたならば幸いです。

 次回のオープンキャンパスは20223月に開催の予定です。3月も皆さまのご来場を心よりお待ち致しております。

(文責:渡邉)

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