生活実践科学科公開講座・出前授業
2012-12-19
チャングムに学ぶ夏の食養生 食品の機能性を生かした料理
本年度の生活実践科学科の公開講座は、例年と内容を異にして『チャングムに学ぶ夏の食養生」のテーマで、生活実践科学科の畦五月准教授が講義と実習を行いました。チャングムの食事は、中国伝統医学の理論に基づいて組み立てられています。そこで、まず、その薬膳理論の説明と、それに従って献立を立てた薬膳料理を実習いたしました。
定員24名のところ26名の参加を頂き、生活実践科学科の学生さん達が実習のお手伝いをしてくれました。
夏の養生のポイントは、
①体を冷やす食品を取り入れるが、冷やしすぎない。
②胃腸の調子を整える。
③水分を排泄させ、体にためこまない。
メニューは以下の通りです。
薬膳カレー(カロリーダウンをはかり、体を少し温め、消化機能を整えるオリジナルレシピです)
体を冷やすピクルス
水分を排泄する働きのあるサラダ
利尿作用を促すゼリー
お茶 2種(体の熱を取る茶、利尿作用のある茶)
総カロリー:430kcal、タンパク質:20g、脂質:13g
使用食材数:23種(調味料は別)
参加者の感想:普通の市販ルーで作るカレーを想像していましたが、全く異なったカロリーの低い
オリジナルカレーに驚きました。
さっそく家で作ってみます。家でも調味料や材料を分配してくれる人がいればよいのに・・・・
(それくらい使用する食材と調味料が多いということでした)。
国府島学科長のあいさつ
押谷学長もわざわざお越し頂き、講義を聞かれました。
たくさんの方のご参加と、ご協力、ありがとうございました。