ニュース

  • HOME
  • ニュース 一覧
  • 丸井貴史講師が第38回和漢比較文学会大会公開シンポジウムのコーディネーターを務めました

表現文化学科教員の研究・社会活動

丸井貴史講師が第38回和漢比較文学会大会公開シンポジウムのコーディネーターを務めました

2019-10-05

日程:2019年10月5日

10月5・6日、上智大学にて第38回和漢比較文学会大会が開催され、初日に催された公開シンポジウム「日本文学のなかの白話小説・再考」のコーディネーターを、丸井貴史講師が務めました。丸井講師は江戸時代における中国白話小説受容を主たる研究対象としており、このシンポジウムでは、これまでの研究とは異なる視角から、日本における白話小説受容の意味を検討することが試みられました。各パネリストの報告はいずれも刺激的なもので、質疑応答の際には白熱した議論が交わされました。

 

シンポジウムのプログラムは以下のとおりです。

趣旨説明(丸井貴史・就実大学)

報告① 唐話学と白話小説―「教材」から「読み物」へ―(宮本陽佳・日本学術振興会特別研究員)

報告② 初期読本と浮世草子―白話小説利用法からの検討―(丸井貴史・就実大学)

報告③ 都賀庭鐘『四鳴蝉』再論―華語語系文学(Sinophone literature)の角度から―(及川茜・神田外語大学)

報告④ 韓国における短編白話小説の受容―『古今小説』第三十一巻「鬧陰司司馬貌断獄」と『夢決楚漢訟』―(金永昊・東北学院大学)

質疑応答

 

(追記)

このシンポジウムの報告内容は、『和漢比較文学』第65号で読むことができます。