初等教育学科学科行事・授業など
2020-11-10
9月1日から28日までの幼稚園教育実習期間中、初等教育学科の3年生と4年生の36名が33園に分かれて実習を行いました。
前期の授業はオンラインで、不安なまま実習に参加した学生もいたようです。しかし、やはり実践の場では子どもたちが助けてくれます。積極的に子どもたちと関わり、つながっていきながら、保育者としてのあるべき姿に気付いていったようです。実習先の先生からは、「挨拶や、提出物の期限を守るといった、基本的な事がしっかりできています」「自分から子どもと関わっていて、笑顔もいいですね」とお褒めの言葉もいただきました。
実習から戻ってきた学生からは、「自分の保育での制作物を使って、子どもたちが何日も遊んでいた」「実習が終わる時、子どもたちがさみしがってくれた」などの報告があり、保育者としての喜びややりがいの一端を感じて来たようです。コロナ禍のさ中にもかかわらず、実習先の幼稚園には実習生全員を受け入れていただき、心から感謝です。
実習は実施して終わりではなく、後期の授業で実習の体験を基に振り返ってもう一度保育について深く考察します。それぞれの実践での課題を分かち合って、検討・考察を重ねながら、保育の深さに気付いていきます。一回り成長した学生たちが頼もしい限りです。