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国際交流NEWS!(2020年12月号)

2020-12-09

 2020年度が始まり、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で長らくイベントが行えず、国際交流センター一同、大変残念な思いをしていたのですが、この度対策をしっかりと講じた上で、2020年度初のイベントを行うことができました。

 12/7(月)に、「留学生への新米贈呈式」と「留学生顔合わせ会」を16:30からB305で開催しました。まず、新米贈呈式は、岡山県青年館にてインターンシップ中の、本学経営学部経営学科2年の吉川さんと藤原さんが、コロナ禍で頑張っている留学生を支援しようと企画立案し、一人当たり2キロの新米を留学生全員に寄贈してくださいました。

 式の初めに、岡山県青年館 常務理事の武市様と吉川さん、藤原さんからご挨拶をいただきました。彼女たち自身も、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により予定していたインターンシップ活動ができなかった中で留学生支援のために取り組んでくださったこと、活動に込めた思いをお話くださいました。新米を入れるための袋もお二人がデザインしており、表面には様々な国の言葉で「頑張れ」と書かれていて、留学生への思いが感じられるとても素敵なデザインです

留学生6名にそれぞれ贈呈いただいた後、留学生を代表して経営学部経営学科4年の于雅馨さんと人文科学部表現文化学科3年の楊超さんから、「お米をいただきありがとうございます。おいしくいただき、これからも頑張ります。」と感謝の言葉が述べられました。

 経営学部長・学科長を始め、国際交流委員の先生方もご参加いただき、素敵な贈呈式となりました。本イベントの様子は、129日付の山陽新聞(岡山市民版)にも掲載されております。

 贈呈式の終了後に、留学生の顔合わせ会を行いました。2020年度に経営学部経営学科に入学したバングラデシュ出身のホク エムディ ラセデゥルさんに母国紹介と自己紹介をしていただきました。バングラデシュは北海道+東北ほどの面積に約17千万人が住んでおり、近年さらに増加傾向にあるとのことです。国旗は日本と似ていますが色が違います。1年で6つの気候があり、また1年中様々なfestivalをやっているとのことです。バングラデシュの料理は基本的に辛い物が多く日本人はあまり食べられないかもしれないそうです。その中でもオススメは「ビリヤニ」で、スイーツは甘くておいしいので、機会があればぜひ食べてみてほしいとのことです。バングラデシュのことについて、たくさんのスライドを見せながら流暢な日本語で紹介してくださり、日本にいるだけではなかなか知りえなかったことをたくさん知ることができました。

 新型コロナウイルス感染症対策のため、従来のように軽食を楽しみながらみんなでわいわいお話することはできなかったのですが、限られた時間の中で今回このような交流の場を設けることができ大変嬉しく思います。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。