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初等教育学科学科行事・授業など

“チーム初等”1年生 初登校日レポート

2020-06-30

 感染症対策のため、入学してから一度も対面することなく、オンラインの授業でしか顔を合わせることができなかった83名の1年生。「やっと大学に行ける!」「パソコンの画面では見たことがあるけど、どんな人なんだろう」…。様々な思いを抱えながら、ようやく迎えた6月20日の登校日。「初めて会えてうれしく思います。」「とにかくうれしいです!」仲間や先生方と初めての対面を果たした学生たちから聞かれたのは、やはり人に出会えた喜びの声でした。

 全体会で挨拶に立った門原学科長は、見えない不安に戸惑いながらもオンラインでの学修に一生懸命取り組んできた学生たちの努力を称賛するとともに、「就実大学に来たことは偶然ではなく、来るべきところだったと思えるように学生生活を送って欲しい」、「仲間と支え合える関係の構築を」との励ましの言葉を送りました。

 その後のクラス会では、自己紹介や担任を囲んでの近況報告を行い、中にはお互いの距離を保ちながらの楽しいゲームを行ったところもありました。クラス会が終わった後の学生たちは、仲間たちとすっかり意気投合して会話を弾ませていたり、友達と一緒にいることで安心した表情を見せたりしていて、最初の全体会とは違った様子が見て取れました。

 最後の全体会で感想を問われた学生からは、「仲間とつながることができてよかった!」「同じ初等教育学科の仲間としてこれから一緒に歩んでいきましょう!」といった声が聞かれ、今後の学生生活に新たな希望を持つことができたようでした。

 今回の登校日では、改めて人とのつながりの大切さや多くの人からの支えの有難さなどを実感し、教育者として大切にすべき原点を身をもって体験したに違いありません。これからの4年間の成長を楽しみにしています!

(文責:田中修敬)