ニュース

初等教育学科在学生・卒業生の活躍

卒業生からの贈り物

2020-05-17

 昨年度の卒業生がこの学び舎を巣立って、早2か月が経とうとしています。謝恩会も卒業式もできなかった学年ですが、大学に様々な贈り物を残していってくれました。
 その一つが、昨年11月30日に本学で開催された「第60回中・四国保育学生研究大会」(中四国各地の保育士養成校から約1600名が参加)の際、有志の皆さんが歓迎のため植えたパンジーやビオラの花々です。当日気持ちよくお出迎えができたことはもちろんですが、その後もずっと咲き続けています。大きく成長した株を分けて大学の正門にも植え付けました。また、工事関係の方もプランターを増やしてくださり、「フラワーロード」が出来ています。欠かせない水やりは、警備員さんが気にかけて連休中もしてくださいました。
 花摘みをしていると、「綺麗ですね」とか「ありがとうございます」とか、近所の方に声をかけていただき、小学校の子供さんが花をバックに笑顔で記念撮影をしているところも見かけました。卒業生の思いを受け継いで、今年入学された1年生の皆さんを迎えるためにと世話をしてきましたが、多くの方に喜んでいただき、心優しかった卒業生の気持ちが伝わったようで嬉しく思いました。
 残念ながら間もなく花は終わります。その後は、プランターが設置された場所は工事が始まり、駅から大学まで続くプロムナードになりますが、道が新しくなっても、末永く卒業生達のことは思い起こされることでしょう。