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総合歴史学科在学生・卒業生の活動

【連携協定事業】倉敷考古館寄贈資料の整理を図書館でおこなっています。

2020-03-26

 就実大学人文科学部は倉敷考古館との連携協定を結んでいます。連携事業の一環として、現在、倉敷考古館寄贈資料の整理を図書館でおこなっています。

 

 昨年、倉敷考古館から本学へ同館の所蔵していた文献資料が寄贈されました。段ボール95箱におよぶ膨大な資料の整理に図書館の学生アルバイトのみなさん9名が取り組んでくれました。春休み期間中の午前10時から夕方17時まで黒瀬知子課長はじめ図書館職員ご指導の下、以下の手順で効率よく作業がすすめられました。

 

 黒瀬課長ご作成のシステマチックな整理手順マニュアルを参照しながら、まず段ボールを開封し資料冊数をカウントします。その後、情報端末に向かい本学OPACで所蔵調査(重複調査)をおこない、本学未所蔵の資料については外部書誌データベース(国立情報学研究所、国立国会図書館、その他図書館)を検索して外部書誌IDを調べ作業表ワークシートに記入します。シートを挟んだ資料を数十冊ずつブックトラック(台車)に載せて書庫へ運びます。周密書庫の一角に設置された仮置場の書架上に『日本十進分類法』2類(歴史)の順序で配列していきます。春休み中に予定された作業はひとまずここで完了となります。

 

 倉敷考古館では所蔵目録を作成していなかったため、同館職員の手で梱包された段ボールの中身はこちらで開封してみるまでまったく判りませんでした。概観するところ、全国自治体の教育委員会および研究所、博物館等から刊行された遺跡発掘調査報告書が大半を占めるようです。これらの報告書には、難読の地名および遺跡名称、大量の図版とそれにともなう複雑なページ付、込み入った構造の書誌階層という特徴がみられます。学生アルバイトのみなさんは、一連の作業を積み重ねて情報検索のコツをつかみ、書誌構造の把握に基づく読みを修得し、資料の同定識別能力を高めることができました。

 

 倉敷考古館寄贈(旧蔵)資料の目録を本学で作成することも連携事業の成果として期待されています。引き続き、本学の吉備地方文化研究所および人文科学部の協力も得ながら、図書館職員ご指導の下で数年間をかけて作業をおこなう予定です。

(文責・松崎)