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表現文化学科在学生・卒業生の活躍

活躍する在学生紹介 第6回(2014年12月号) ACC学生CMコンクール「金賞」

2014-12-14

表現文化学科3年吉崎裕樹君が、一般社団法人 全日本シーエム放送連盟(ACC)主催の第27回「ACC学生CMコンクール」(ラジオCM部門)で全国第二位にあたる金賞を受賞しました。ラジオCM部門では全国から552件の応募があったなかでの受賞です。受賞作品は下記の「ACC学生CMコンクール」のページで見ることができます。

http://www.acc-cm.or.jp/festival/14gakusei/gakusei_result.html

 

以下は、吉崎君による受賞の弁です。

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何かを作るきっかけは一年時に受けた、岡本先生の授業です。そこで課題として提出した童話を授業中に紹介されました。先生からはとても褒めてもらい、周りからは「ゴロロンの人だ」と友達が増えました。その時にアイデアが誰かに届く嬉しさを知り、Twitter小説(140字小説)、童話、商品のコピーなどを書くようになりました。そして、先生からもらったメール達は今でも言葉のお守りのように支えになっています。


今回受賞したCMは、いきなりクライマックスから始まることで「どういう事だろう」と思わせて、最後の商品名で「なるほど、そう言う事か」と全体図が見える、耳で見る映像ならではの謎解きラジオCMです。これは落語家の桂枝雀の「緊張と緩和論」、立川談志の著書『家元を笑わせろ』や落語の枕で見せるジョークに通じるものがあるように思います。こういった落語の知識も中西先生とクラスで行った落語会がきっかけで知りました。


このように振り返ると大学生活とは、卒業までの一本道の中で見つける無数の「きっかけの階段」に足を踏み出せるかが大事な事だと思います。また、記者の方から「CMを作る学校でもないのになぜ?」といった事を不思議そうに聞かれましたが僕は、例えば沢山の異性との何股はダメでも沢山の興味がある世界(分野)との何股は大いに結構だと考えます。今まで見えなかった新しい視点や気づきが生まれてくるからです。これからも自ら進んで、好きな事を好きなだけ勉強していきます。