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表現文化学科学科行事

表現文化学科 表現創造コース身体表現ゼミナール 第14回卒業制作発表会「挑みゆく験」 無事終了しました!有難うございました! 

2019-11-27

日程:2019年10月12日

表現文化学科 表現創造コース身体表現ゼミナール

第14回卒業制作発表会「挑みゆく験」 無事終了しました!有難うございました!  

 

2019年10月12日(金)16:30〜  於:T611音楽ホール

 

 本年度のテーマは「挑みゆく験(しるし)」。

  初めて取り組む本格的な発表に向けての意気込みそのものを発表会の全体テーマとしました。台風の影響もあり開催が危ぶまれましたが、当日は120人と沢山のお客様にご来場いただき、私たちの4年間の集大成である卒業制作発表を無事に終えることができました。

  大学入学後に初めて身体表現に触れた私たちは,学ぶ過程でそれまでの日常では気付かなかった友人の個性の開花を目の当たりにしてきました。発表会に向けた活動では、あらためて「創作する」「演じる」ということの難しさに直面し,「自分が表現したいことは何か」「どうしたら伝わるのか」と模索と奮闘を重ねてきました。

 動きや発想の引き出しが少ない私たちは、授業を契機に舞台やワークショップといった大学外の学びの場にも足を運んで経験を積みました。新しい世界と出会い、自ら体を動かして経験することを通して、新しい自分自身を発見することも度々ありました。良い発想が次々と浮かんでくる日もあれば、全く浮かばない日もあり、はたまた積み上げた創作も途中でその発想ではだめだと気づき、ゼロになる日もありました。

 また、私たちは創作活動だけでなく、発表会の運営についても約1年間かけて担ってきました。3年次後期から4年次にかけて就職活動との同時進行であり、これまでの人生で最も多忙で緊迫感に満ちた体験となりました。

 限界を感じる時もありましたが、一方で、ゼロから自分なりの正解を探求し続ける創作活動にのめり込んでいく日々でもありました。発表会までの約1年間、腹の底からの笑いあり涙ありの時間でしたが、この経験はきっと私たちの今後の人生において大きな影響を与えてくれると信じています。

 この場をお借りして、ご来場くださいましたお客様、上演にあたり多彩な効果で作品を支えて下さいました照明・音響・舞台監督・映像スタッフの皆様、ご協力いただきました写真部や放送部他関係の皆様に心から御礼申し上げます。

                  

 第14期 身体表現ゼミナール生一同

1「親愛なる私へ」 岡 真梨子  

 写真は殻から抜け出そうと不安定な状態でもがくシーン  

2「よせる海やがてまじわる」板野 秀平 

 想像を絶する災害の中で愛する者を失った悲しみについて取り上げ、

 「無償の愛」を追求した作品

3「グッバイ!昨日までの私」高橋 祐香

  写真は、周囲に力をもらって新しい自分に踏み出したシーン。

4「だから一緒にいる」瀬賀 舞花

 失恋し自信を無くした女性がお酒の力を借りつつ、

 ソウルメイトの胸を借りて立ち直っていく夜を描いた作品

5「神様からの宿題」   桑本 翔平

  写真は、街の様々な現場で助けを求めている人々に応じて、

  人助けをしているシーン

6「進化からの退化」 上田 慎太郎

  環境に適応しながら進化を遂げてきた人類。

  自ら生み出したものに一切を委ねることは進化と言えるのかと問いかける作品

7「社会という装置の中で」 身体表現ゼミナール3回生作品

  写真は、社会にのまれ疲れ果てた人々がもがきながらも進もうとしているシーン

8「Egotistic」    赤坂 拓馬

  切っても切ることの出来ない人間関係への依存を描いた作品。

  写真は、人との繋がりの強さと繋がりの束縛感を表現。

9「ぬるま湯」    佐伯 康太

  緩いなかにも他には代えがたい5人の絆を表現。

 

10「優れたジンルイ 等しきウリモノ」    松尾 憲旺

  「優れているとは何か」についての対話を通して、人間の傲慢さを描いた作品

11 「生きている夢を見る」米谷 孝幸

  テーマは死。写真は死後の肉体の変容をイメージ。

終了後全出演者