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教育心理学科学生の活躍

教育心理学科学生2名が「心理学検定」特1級を取得!

2019-11-01

 一般社団法人日本心理学諸学会連合が認定する「心理学検定」の特1級を、教育心理学科4年の浜野沙也果さんと2年小林慶昭さんの2名が取得しました。特1級を取得するには、全科目(10科目)に合格しなければなりません。そして、一度に受検できるのは8科目までなので、2回以上受検する必要があります。現役学部生が特1級を取得できたのはお見事で、教育心理学科にとっても嬉しいニュースでした。

 難関資格に合格した浜野さん、小林さん、おめでとうございます!

 

(写真1枚目:浜野さんとゼミナール指導教員の堤先生、2枚目:小林さん)

今回は浜野さんの受検体験記を掲載します。

 

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 大学に入学後、すぐに心理学検定のキーワード集を購入していたのですが、なかなか実際に受験するという気にはなれず、しばらくは授業の参考に見ている程度でした。

 私は大学院に進学し、公認心理師の資格を取得したいと考えていますが、先生方から、心理学検定の勉強が公認心理師の資格試験の準備にもなると勧めていただきました。それをきっかけに受検しようと決めたのが、大学3年に進級した4月の終わりでした。

 

 受験日は8月だったので、時間が足りないかな…と思いつつ、6科目受けてみようと覚悟を決めて勉強しました。時間がなかったこともあり、キーワード集の内容をとにかく覚えました。予想問題集も活用して、なんとか6科目合格し、1級を取得できました。

 

 残り4科目、ここまできたら特1級を目指したくなりました。しかし、4年次に受けるにしても、大学院の入試の1ヶ月前。中途半端に考えていたらどちらも不合格になってしまうかもしれない…と悩んだ末、3年次の残りは大学院入試のための勉強をし、春休みからまた心理学検定の勉強をすると決めて、どちらも受けることにしました。勉強法は同じでしたが、さすがに統計学に苦戦し、先生に質問したり、図書館で本を借りて読んだりしました。

 

 その結果、残り4科目も合格できました。大学院入試の受験勉強とも重なっているところがありますし、もちろん大学院を目指していなくても役に立つ内容なので、実力試しとして受けてみるのも意義があると思います。

(4年 浜野沙也果)