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生活実践科学科その他

生活実践科学科の大友達也先生の研究が新聞に掲載されました

2019-09-27

山陽新聞(9月27日)、中日新聞(9月14日)に生活実践科学科の大友達也先生の研究が掲載されました。
国内最古とみられる診療明細書が岐阜県大垣市の個人宅に現存していることが、日本レセプト学会(理事長・大友達也就実短大教授、副理事長・黒野伸子准教授)の調査で分かりました。明細書は1908(明治41)年のものであることが判明し、明細書と発行当時の日記もみつかっており、照合することで空白になっていた明治の医療実態を患者側の視点で分析する日本初の試みとなる可能性がみえてきました。調査分析チームを日本レセプト学会で結成し、今後研究を急ぐ予定。大友先生によると、この発見は挫折の繰り返しで、これまで空襲のない地域や長崎の軍艦島など、各地へ調査を何度も試み、失敗を重ねていたので、苦労が報われたと実感。同学会の黒野伸子(岡崎女子短期大学)先生が小寺家の情報を入手し、9月4日に訪問し史料を確認しました。史料は現在、就実短期大学と岡崎女子短期大学で保管され、2月8日(土)に本学で日本レセプト学会全国学術大会を予定しており、史料の企画展示を計画中。