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表現文化学科在学生・卒業生の活躍

ICOM京都大会2019でのボランティア活動について

2019-09-09

日程:2019年9月2日 ~ 2019年9月4日

 9月1日~7日まで、第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019 文化をつなぐミュージアム ―伝統を未来へ―が国立京都国際会館で開催されました。大会では、世界141の国と地域から3000人を超える博物館の専門家が京都に集まり、博物館のさまざま課題について話し合う国際会議が行われました。

 この国際会議のボランティアスタッフとして、本学人文科学部から2名(表現文化・実践英語の各1名)の学生が参加いたしました。9月2~4日までの3日間にわったって行われた活動の内容や会場の様子などについて、参加された表現文化学科2年の小松美月さんに寄稿していただきました。

ICOM京都大会2019 ボランティア活動を終えて

小松美月

 

 ボランティアでは、各会場の担当者から資料配付、飲料や講演時間の延長などの問合せ、終了後のゴミ回収や椅子の並べ直しに対応した。博物館行事に興味を持ち参加した自分とは異なり、外国語を専門とした学生が多く活動していた。また、講演・聴講に来られた海外の方と直に接することから、その場の雰囲気に圧倒されて初日は終わってしまった。

 オープニングセレモニーは、かつて京都議定書が調印されたメインホールで行われ、京都市長らのスピーチやICOM初開催を祝い芸子・舞子による舞が披露された。鏡開きの後、開会パーティーは立食形式で行われ、大勢の人が行き交い花火が上がる様に、これほど多くの海外の方々と空間を共にすることは、以降めったにないと感じられた。

 2日目・3日目は、活動がどのように進行していくか分かったため、自分から問合せや道案内に応じることができた。ロシアの方から何気なくスパシーバ(ありがとう)とお礼を言ってくれたことは嬉しく、印象に残っている。さらに、会場内は独特な造りになっているので、地図と照らし合わせて下見をしていた。実際に迷われた方を案内し、無事に活動を終えることができて良かった。