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お知らせ就実公開講座

就実公開講座前期第6回 令和元年7月6日

2019-08-23

「『幸せに出会う先人の言葉』(2)~明るく楽しく生きていくための『老子』他~」

 

 小谷 彰吾(短期大学 幼児教育学科 教授)

 

6月の第一回に引き続き、「先人の言葉に学ぶよりよい生き方」の講座であった。中でも特に、「老子」を中心とした道教の立場から、第三の人生を考えることを中心として、それぞれに自らの意見を述べながらの楽しい講義となった。

 

序盤では、『知足』をとりあげ、人生後半では、禅語にみられるような『喜捨』が必要で、欲や傲慢にまみれて抱え込むのではなく、よりシンプルになるように捨てていくことの大切さを、また、サミュエルスマイルズの『他人の幸せを願うことは、自分の幸せを求める事』やマシュリープリオールの『幸福になりたいのなら、まず、人を喜ばせることから始めたまえ』などの言葉を取り上げて、成功する人は「他者を応援できる人」であり、己の欲よりも他者を優先できる人であることを学んだ。

 

我が国の得意なものでありながら、現代社会においては崩壊していると言われる『共同体意識』。人と人とをつなぐものこそ『品位品格』であることを改めて考えさせられ、こうした学びをきっかけに、日常の実践が期待されるところである。