総合歴史学科

オープン・キャンパス

第２回・第３回

　2019年７月20日（土）・21日（日）の２日間にわたり、総合歴史学科のオープンキャンパスが開催されました。両日とも薄曇りの天気ではありましたが、合計140名ほどの参加者がありました。

■第２回（7/20）の様子

　１日目の学科紹介は、４年生の中山芽郁さん、桑嶋乃愛さんの二人が担当しました。学科・コースの紹介の他、自分たちの時間割を紹介するなど、大学でどのように勉強しているか、空き時間をどう過ごしているか、などについて具体的に説明していきました。学生生活のイメージをつかんでもらうのに、非常に役立ったようです。

　ミニ講義は、吉本勇教授（歴史遺産）による「地図閲覧ソフトから都市の発展の様子を読み取る」でした。明治時代の地図（陸軍測量図）と現代の地図を並べて見られるソフトを利用しながら、神戸・岡山といった都市がどのように発展していったのかが、視覚的に分かりやすく紹介されました。

■第３回（7/21）の様子

　２日目の学科紹介は、４年生の中山唯さん、近藤未菜さん、直本夏実さんの三人の担当でした。今回は、サークル活動や就職活動など、高校生にも気になる話題を詳しく紹介してもらいました。

　ミニ講義は、賈鍾壽教授（歴史遺産）による「芸術の始原を探る」でした。ネアンデルタール人からクロマニョン人の時代にかけ、人間の様々な芸術活動の痕跡が残されるようになりましたが、特にその時代のさまざまな絵画を収集・比較することで、それが自然そのままの写生なのではなく、人間の願望を示したものであること、また神の世界とつながったものであることが示されました。

　２日とも、会場では歴史的遺物のミニ展示が行なわれ、多くの参加者の方々が興味深く展示物に見入っていました。

　次回は８月25日（土）・26日（日）の開催となります。夏休み最後のイベントとして、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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