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初等教育学科学科行事・授業など

岡山県教育委員会からの講師をお招きしての初等教育学科キャリア講演会(令和元年7月3日)

2019-07-22

 初等教育学科では6月26日水曜日のキャリア講演会に引き続き,7月3日水曜日に岡山県教育庁教職員課の西林哲郎先生を講師としてお招きして「今,岡山県が求める教員としての資質能力」と題して60分にわたる熱心なご講演を頂きました。学生は初等教育学科の保育・教職志望学生だけでなく,政令指定都市岡山市を除く岡山県の各市町村を故郷としている教職・保育志望者や中四国の人口減少地域での奉職を目指す教職志望者も参加し,200名以上の学生が参加しました。

 

西林先生には岡山県が目指す教育と求める人材のお話だけでなく,“どのような社会人になりたいですか?”,そのために大学でがんばることは何ですか?”,“充実した未来をどのように目指していきますか?”というアクティブな問いかけを頂きました。会場を回りながら話し合うような時間を西林先生に取っていただいたことで,それぞれの参加者が自分の未来を考えるきっかけとなりました。

 

 後半の15分は学生から質疑が行われ,講師の西林先生から温かいご解説と励ましを頂きました。最後に,初等教育学科4年の小林史佳さん(保育者志望)と加藤祥大さん(小学校教員志望)から西林先生へ感謝のあいさつを行いました。

 なお,加藤さんは西林先生の教え子でもあり,恩師と教え子の間に流れる温かい空気を会場のみんなが感じることができました。改めて保育職・教職のすばらしさを実感できました。以下に加藤さんのお礼の言葉を掲載します。

 

 

 

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 昨日は、お忙しい中、就実大学で講演をしてくださりありがとうございました。西林先生は私が教師を目指すきっかけとなった恩師でもありました。小学5年生の時、私は将来の夢がないことに大きな不安を抱えていました。そんな時、先生は「不安になる気持ちもわかるけどまだまだ大丈夫。自分の好きなことをゆっくり見つけていけばよいんだよ。」と、親身に話を聞いてくださいました。このことがきっかけで,私も先生のように、一人一人のよさを認められるような「教員」になりたいと考えるようになりました。この気持ちは今も強く持ち続けています。今回の講演会で学んだことや考えたことを、今後の教員生活へ活かしていつか西林先生とともに働きたいです。この度は本当にありがとうございました。加藤祥大(就実大学教育学部初等教育学科4年)

 

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 西林先生お忙しいところ本当にありがとうございました。引き続き初等教育学科では中四国の地元と支え合う保育者・教師になるための学びに邁進して参ります。

 

写真・文責,高木亮