初等教育学科学科行事・授業など
2019-02-07
1月11日(金),「道徳の指導法」の講義にて初等教育学科4年生村上幸輝さんによる模擬授業が行われました。題材は「バスと赤ちゃん」(廣済堂あかつき)です。題材の内容は,満員バスの中で泣き出した赤ちゃんをめぐる若い母親,運転手,乗客たちの話であり,それぞれの立場になって考える授業でした。
村上さんは,あたたかい社会になるために皆がどうしたらよいかを考えるという授業を行いました。〈考え,議論する道徳〉にするため,どのような活動を取り入れ,どのような工夫をしたのかを説明を行いました。「この題材はもともと中学校で扱うものですが,道徳科の教科書ができてから,小学校で学ぶ題材になりました。この題材は難しい内容でしたが,受講生には今後,難しい教材があったとしても挑戦してほしい。」とのメッセージを下さいました。
受講生は「特別の教科 道徳」の授業体験は初めてでしたが,しっかり小学5年生になりきって参加し,授業後は教員の立場になって討議しました。討議は「自分だったらこのような活動を行う。」など,非常にレベルの高い討議でした。
お忙しい中,村上さん,本当にありがとうございました!
(3年 古川空良)