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総合歴史学科在学生の紹介

【教員採用試験】合格者(中学校社会科)のメッセージを掲載しました。

2019-01-22

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教員採用試験合格!

(岡山県・中学校社会科) 

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 総合歴史学科4年の山岡真依さんが、2019年度採用の教員採用試験に見事合格しました。山岡さんに、合格までの道のりを報告してもらいました。 

 私は小学6年生の山の学習がきっかけで、教員を目指し始めました。最初は、小学校教諭を目指していましたが、中学校に入学し、好きだった社会科の教員になりたいと思うようになりました。大学受験の際には、教育学部に進学するか、歴史を専門に学ぶことが出来る学部に進むか悩みました。しかし、社会科を詳しく生徒に伝えたいという思いから、歴史専門の学部に進学することを決めました。

 大学入学後は、レポートやテストをすることに精一杯で、なかなか教員採用試験の勉強に取り組むことができませんでした。私が本格的に教員採用試験の筆記試験対策に取り組み始めたのは、大学3年生の秋ごろです。この頃から、東京アカデミーの学内講座が始まり、参加をしました。並行して、友達と社会科のワークを購入し、期限を決めて取り組みました。友達と期限を決めて取り組むことで、“やらなければならない!”という気持ちになり、継続的に勉強することができました。また世界史分野が苦手だったので、高校生の苦手な人用のワークを使って、克服するようにしました。さらに常時携帯用の参考書を購入し、電車の中などの移動時間を利用して、理解を深めるようにしました。

 2次試験対策については、東京アカデミーでも何度か取り組みましたが、本格的に取り組み始めたのは、教員採用試験一次試験に合格してからです。1次試験の合格発表から、2次試験までは2週間ほどしかありません。そのため、時間を有効に使うことが不可欠でした。例えば学校に行く平日は、1日のスケジュールを事前に組みました。午前は個人面接と模擬授業、午後はグループワークと小論文といった配分を決めます。そして、1人ではできないグループワークや模擬授業は、同じ学部や他学部の友達と予定をすり合わせて計画し、実行していきました。時間を決めて取り組むことで、バランスよく、効率的に取り組めたのではないかと思います。


 また、試験内容ごとに、専用のノートを作りました。面接用ノートには、過去問を参考に、自分なりの答え方をまとめました。岡山県の教員採用試験は再質問がされることが多いので、再質問を自分で考えたり、再質問の答えを考えたりしました。模擬授業ノートには、自分が行った授業の流れと先生の御指摘をまとめました。そして、次の授業に生かすように心掛けました。

 そして、採用試験に合格して教員になることが現実化してからは、学級を受け持ったときのために、どのようなクラスにしたいのかを具体的に考えるようになりました。また教育実習で見つけた自分の課題を克服するために、どのような授業づくりをしたらよいかも考えています。卒業論文を提出し終えた現在は、4月の着任に向けて、専門的な知識の修得も積極的にやっています。

 

 文:総合歴史学科 山岡真依

(2015年度入学)