ニュース

初等教育学科学科行事・授業など

8月 オープンキャンパスの報告

2018-09-02

 今年度第4回・5回のオープンキャンパスが、8月25日(土)と26日(日)の2日間にわたって開催され、多くの高校生とその保護者の方々が参加されました。
 学科ガイダンスでは、カリキュラムや卒業後の進路についての説明があり、本学の手厚いキャリア支援や卒業生の活躍などが紹介されました。また、来年度より初等教育学科で免許取得が可能となる特別支援学校教諭養成課程(設置認可申請中)についての説明もありました。
 続いて大学の講義が体験できる「ミニ講義」があり、25日は盧田智絵先生による保育の講義、26日は岡田信吾先生による発達障害に関する講義がありました。
 保育の講義では、保育園・幼稚園の写真や、子ども同士のけんかの場面などの映像を紹介しながら、「保育者は子どもの姿をどのように理解して援助するのか」について考えました。また、「初めて幼稚園をつくった人は?」など、クイズ形式で保育の歴史を楽しく学んだり、参加者の皆さんが歌う「うさぎとかめ」に合わせてけん玉をしたり、学科教員と小学生が2人であやとりをしたりしました。参加者の皆さんも一緒に歌ったりするなど、笑顔あふれる穏やかな空気の中で、楽しく保育について考えることができました。
 また、発達障害に関するミニ講義では、「発達障害」とは、「誰にでもある“理解の方法の癖”の延長線上にあるもの」と説明されました。世の中を変えていった人達の中には、発達障害の人達が多くいます。その人達は、自分の特性を活かしたり、他の方法で乗り越えたりして、偉大な仕事を成し遂げていったことが紹介されました。参加者の皆さんは、講義で取り上げられた事例に「あるある」とうなずいたり、笑ったり、とても楽しそうに参加されていました。
 午後からは学科相談やキャンパスツアー、在校生によるフリートークなどが行われ、参加者の皆さんも大学生活を具体的にイメージできたようです。大変暑い中本学へ足を運んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
 高校3年生対象のオープンキャンパスはこれで終了となりますが、高校1・2年生を対象としたオープンキャンパスを3月に予定していますので、その際は是非、就実大学へお越しください。