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初等教育学科学科行事・授業など

子ども参観日

2015-08-25

825日に就実大学教職員のお子さんを対象にした子ども参観日を行いました。

子ども参観日とは,通常の参観日とは異なり,子どもが親の職場を訪れ,親が働く様子を参観する催しです。この催しでは,子どもたちが親や大人の働く姿を見ることを通して,自分の将来や「働く」ということについて考えたり,家族で仕事について話し合ったりするなど,コミュニケーションを深めるきっかけを作ることができます。また,挨拶の仕方など社会のルールやマナーに触れることができます。何より,家と職場で異なる親の姿を見ることは,職業観・勤労観を形づくる第一歩となります。

当日は,就実大学クイズ,名刺作り,名刺交換,大学探検や職場見学などを行いました。名刺作りでは子どもたちがパソコンを使用して作成しました。また名刺交換では,子どもたち同士だけでなく,学内で出会った教職員の方々と上手に交換ができていました。大学探検では,新しいS館や図書館を探検しました。S館では茶室を見学したり,大講義室の椅子の数を数えたり,壁に直接字や絵がかける教室を体験したりしました。図書館では職員の方から貴重な絵本を見せていただいたり,自分が生まれた日の新聞を調べたり,電動書架を動かしたりしました。また,お母さんの働いている様子も参観しました。

子どもたちから「楽しかった」と感想が出て,私たち学生もやりがいと喜びを感じることができました。

就実大学での子ども参観日は平成25年度に実施され今回が第2回でした。今後もプログラム内容の改善等を続け,よりよいものにしていけたらと思います。

(文:原ゼミナール3年生)