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初等教育学科学科行事・授業など

採用試験対策合宿の報告

2014-09-26

日程:2014年9月25日 ~ 2014年9月25日

夏期休業中の9月24~25日、一泊二日の勉強合宿を行いました。参加したのは小学校の教師を目指している初等教育学科2年の学生6人です。

一日目は朝から、自己分析や受験する自治体など、主に小学校の教員採用試験に向けた内容の学習をしました。自己分析は願書に記入する自己アピールや、面接での受け答えに必要な取り組みです。今までの経験からアピールできることや、将来具体的にどんな先生になりたいのかなど、改めて言葉にすることに思いのほか苦戦しました。しかし、自分自身を分析することで、自分に何が足りていないのか発見することができました。また、今後の学生生活でどのようなことを学んでいく必要があるのかなど、具体的な課題をそれぞれが持つことができました。

二日目は、6人全員での討論と、前日の自己分析に基づく願書を使って、先生方3人に面接をしていただきました。討論を進めるうちに、先生からのアドバイスもいただきながら、どのような形にすればいいのかを身につけられた気がしました。面接練習では、練習とはいえ、先生方3人を前にしてとても緊張しました。言葉はもちろん、姿勢や表情、声などを、緊張した場面でどんな人が相手でも理想のものにすることの難しさを、身をもって体験しました。また、学生が先生方を面接するという、私にとっては初めての練習方法も実施しました。面接官が相手のどのような面に目を向けていて、どういった印象を受けるのか、面接官の立場に立った考えができた貴重なものでした。これらの練習を通し て、また新たな課題を発見しました。

一泊二日の勉強合宿は、初めての試みでした。しかし、二日とも内容の濃い充実した時間になりました。今回の合宿で得たものはもちろんたくさんあります。しかし、なによりも自分たちが目指しているものに向けた今後の課題や、学生生活の過ごし方を思い描くことができたのが一番の収穫だと思います。同じ目標も持つ仲間と一緒に学べることと、初等教育学科の先生方全員が親身になって応援してくださることに、心から感謝しています。

本文 初等教育学科2年岡田奈々

 

幼保組は保育所実習のため小さな合宿になりました

夜遅くまで願書作成をしていたため眠いです

学んだことが増え場面指導も充実します

議論も白熱しました