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薬学科地域支援・社会貢献

岡山市立岡山後楽館中学校 職場体験

2011-12-04

2011年11月30日から12月2日の3日間、薬剤師の仕事や研究に興味を持った岡山市立岡山後楽館中学校の2年生6名が、就実大学薬学部で職場体験を行いました。

3日間の体験では、薬剤師体験、研究者体験、大学の見学などを行いました。まず薬剤師体験では、パソコンを使った患者さんへの服薬説明の練習、注射薬の混合、模擬処方せんを使った調剤などを行いました。また、被災地で行った薬剤師の活動についての講演を聴講しました。研究者体験としては、頬の粘膜細胞からのDNA抽出実験、大腸菌にオワンクラゲ由来の光るタンパク質を作らせる遺伝子組換え実験、顕微鏡による臓器切片の観察を行いました。

就実大学での職場体験を終えて、「薬剤師体験では、学校の授業だけではわからない、仕事をする事の難しさと大切さを学ぶことができた」、「この体験を学校生活や将来の進路選択に役立てたい」、「私も薬剤師になって多くの人を笑顔にしたい」、「東日本大震災の被災地に行かれた先生のお話を聞いたのはとても良い体験だった。」など感想を述べてくれました。また、学食で食事は楽しい思い出の一つになったようでした。

職場体験受入れ(受入れ責任者 生体制御化学 坪井誠二教授)

 

 

慎重に注射薬を調製 実験に挑戦!
被災地で行ったボランディア活動について話す江川准教授 実習センターの先生方と記念撮影