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薬学科地域支援・社会貢献

岡山県立岡山操山中学校 職場体験

2012-05-31

職場体験受入れ(受入れ責任者 生体制御化学 坪井誠二教授)

 

2012年5月30日から6月1日の3日間、薬剤師の仕事や研究に興味を持った岡山県立岡山操山中学校の2年生7名が、就実大学薬学部で職場体験を行いました。

まず、五味田学部長より、薬学部の教育・研究、薬剤師の仕事についてのお話があり、職場体験が始まりました。薬剤師体験では、模擬処方せんを使った調剤、注射薬の混合、パソコンを使った患者さんへの服薬説明の練習、人体シミュレーターを使ったバイタルサインの測定などを行いました。研究者体験では、頬の粘膜細胞からのDNA抽出実験、大腸菌にオワンクラゲ由来の光るタンパク質を作らせる遺伝子組換え実験、臓器切片の染色と顕微鏡観察を行いました。

 

【薬剤師体験の様子】

 人体シミュレーターと一緒に記念撮影。

散剤の調剤。

均一にお薬が入っているかチェック。

慎重に注射薬を調製。

 

会話シミュレーターの説明を受ける

中学生。

シミュレーターを使って

患者さんとの会話を練習。

バイタルサインについて勉強。

 

腕のシミュレーターを使って

血圧測定に挑戦。

 

 

 

 

 

【研究者体験の様子】

 

 

自分のDNAを抽出中。みんな真剣。

 

 

遺伝子組換えにより作成した緑色に光る大腸菌の観察。大腸菌がきれいな緑色に光りました。

 

薬学部生の指導を

受けながら、組織切片を染色。

染めた組織切片を、顕微鏡でいざ観察。

 

実験が終わり、みんなで記念撮影。

 

 

 

 

職場体験を終えて、「想像していた以上に様々なことをやらせていただけたので、とても充実した3日間だった。」、「薬剤師の仕事を知ることができ、更に興味がわいた。」、「就実大学についても知ることができた。」など感想を述べてくれました。また、最後に「今回の体験は将来の進路を考える時の参考になり、今後に活かしたい。」と力強く語ってくれました。